このマニュアルは、電子バージョンのマニュアルと、オンラインプログラムヘルプおよびオンラインマニュアルページから構成されるマニュアルセット全体の一部分にあたります。
『Solstice Backup 5.1 障害復旧ガイド』は、障害の発生時に、Backup を使ってサーバーからデータを復旧するための重要な情報を解説しているマニュアルです。また、このマニュアルには、データを保護し、障害に備えてバックアップポリシーを準備するための予防手段に関するヒントと情報が含まれています。
最初にインストールした時点で『Solstice Backup 5.1 障害復旧ガイド』に目を通し、障害の発生時にデータと運用形態を保護できるように Backup を構成してください。このマニュアルの印刷版を、障害復旧に関する他のマニュアルと一緒に保管しておき、障害の際にすぐに取り出せるようにしておいてください。
『Solstice Backup 5.1 ご使用にあたって』は、次の内容が説明されています。
サーバー、クライアント、および指定したストレージノードマシンにソフトウェアコンポーネントをインストールする方法
バックアップデバイスを構成する方法
現在の Backup ソフトウェアを更新またはアップグレードする方法
電子バージョンのマニュアルにアクセスする方法
ソフトウェアコンポーネントを削除する方法
このマニュアルは、他のマニュアルには記載されていないソフトウェアのバグ、回避方法、およびその他の項目に関する最新情報を提供します。また、『Solstice Backup 5.1 管理者ガイド』や『Solstice Backup 5.1 障害復旧ガイド』などのマニュアルに盛り込むことができなかった新機能や改善された機能に関する情報も含まれます。
Backup ソフトウェアをインストールする前に、このマニュアルに目を通して、インストール手順に関する最新情報を確認してください。Backup のインストール後に再びこのマニュアルを参照して Backup ソフトウェア、バックアップデバイス、およびバックアップメディアの構成方法や、製品の新機能に関する情報を確認してください。
Backup をインストールする前に、このマニュアルをよく読んでください。インストールが完了したら、印刷版を安全な場所に保管し、あとでソフトウェアの再インストールや削除が必要となったときに、すぐに取り出せるようにしておいてください。
Backup のグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) にはオンラインヘルプコンポーネントが含まれています。オンラインヘルプには GUI に関する詳しい情報が入っており、個々のウィンドウについて、その目的と、ウィンドウ内の各フィールドに入力する情報に関するコンテキストヘルプが用意されています。また、Backup の機能を解説するヘルプトピックや、GUI を使って Backup タスクを実行するための手順を説明するトピックもあります。
オンラインヘルプにアクセスするには、GUI に表示されている「Help」メニューを選択します。このメニューには 4 つの選択項目があります。
「On Window」 - 現在選択されているウィンドウに関するヘルプ画面を表示
「On Topic」 - トピックを選択するためのヘルプトピックのリストを表示
「On Help」 - オンラインヘルプの使用方法に関する情報を表示
「On Version」 - システムにインストールされている Backup のバージョンに関する情報を表示
また、Backup のほとんどのダイアログボックスに「Help」ボタンがあります。Backup のダイアログボックスで「Help」ボタンをクリックすると、その Backup 機能に関連するヘルプトピックが表示されます。
マニュアルページは、コマンド行から入力する Backup コマンドの構文と機能のリファレンスです
マニュアルページを表示するには、MANPATH 環境変数に Backup のマニュアルページへのパスが含まれていることを確認してから、シェルプロンプトで、man コマンドのあとにコマンド名を入力します。
たとえば、nsrjb コマンドのマニュアルページを表示するには、次のように入力します。
$ man nsrjb |
Backup のマニュアルページ全体を印刷するには、シェルプロンプトで、次の例に示すオプションを指定して、troff コマンドを入力します。
$ troff -t -man `nsr_man -l'| lpr -t -P printer-name |
実際に使用するコマンドは、オペレーティングシステムや、インストールされている PostScriptTM ソフトウェアのバージョンに応じて、マシンによって異なる場合があります。たとえば、印刷コマンドが lpr ではなく lp である場合があります。