作成するプール構成によっては、データが複数のプール構成の基準を満たすこともあります。たとえば、あるプールは Accounting という名前のグループのデータが入るように構成されていて、別のプールにすべてのフルバックアップのデータが入るように構成されている場合、Backup は Accounting グループのフルバックアップデータをどのプールに書き込むかを判定しなければなりません。Backup は次に示すプール選択基準を使用します。
「Group」 (最も高い優先順位)
「Client」
「Save set」
「Level」 (最も低い優先順位)
データが 2 つのプールの属性に一致する場合、たとえば「Group」と「Level」に一致する場合、プールデータは「Group」属性に指定されているプールに書き込まれます。上に示した例のように、Accounting グループのデータが入るように構成されたプールと、すべてのフルバックアップが入るように構成されたプールがあった場合、Accounting グループのデータが入るプールにデータが送られます。