「Clients」リソースの「Client Priority」属性で、そのクライアントのセーブセットのワークリストを完成させるために必要な情報を得るために、関与するクライアントを検索する順序を指定します。「Client Priority」属性は 1 から 1000 までの範囲の値を使用できます。小さい値ほど、高い優先順位となります。
「Client Priority」属性の値が最も小さいクライアントは、Backup サーバーが交信する対象のクライアントリストの先頭に置かれます。「Client Priority」属性で値が指定されていなければ、交信の順序はランダムになります。
「Client Priority」属性はクライアントに交信する順序を指定しますが、クライアントがバックアップを完了する順序は、次に示すさまざまな要因が影響します。
クライアントのバックアップ操作は、そのクライアントのすべてのセーブセットのワークリストが完成するまで開始されません。
バックアップ作業の量は、クライアントによって大きく異なります。
クライアントがハングしてタイムアウトになると、そのクライアントは交信対象のクライアントリストの末尾に置かれます。グループ内の各クライアントについて、バックアップが失敗したと見なすまでの試行回数を増やすには、「Groups」リソースの「Client Retries」属性の値を変更します。