どのボリュームのデータを Backup によってバックアップさせるかを、「Available Slots」属性を使って制御できます。Backup は、オートチェンジャ内のすべてのボリュームを復旧用に使います。ただし、オートチェンジャの使用可能なスロットの範囲を指定すれば、Backup によるバックアップ用に自動的に選択されるボリュームを制御できます。
たとえば 10 個のスロットがあるオートチェンジャの場合、スロット 1 からスロット 5 までを Backup によるバックアップ用に指定できます。指定するのは、スロット番号の範囲でも、単一のスロット番号でもかまいません。
両面メディアの場合、使用可能スロットの数はラベル数 (光ディスクの場合は面の数) の 0.5 倍になります。たとえば光ディスクが 32 枚あり、atlas.001.a から atlas.032.b までのラベルが付けられている場合は、ラベル総数は 64 (つまり 64 面) になります。ただし、使用可能なスロット数は 32 です。
オートチェンジャのすべての使用可能スロットにボリュームが置かれていることを確認して、自動バックアップ処理が中断せずに行われるようにします。