次の表に、Master Server 上の移行データの種類を示します。
表 9–1 移行の概要
Master Server 上のデータ |
移行データか? |
移行方法 |
---|---|---|
PostgresSQL データ |
はい |
SQL スクリプト |
既存のコマンドに変更を加えるための CLI クライアントスクリプト |
いいえ |
|
CLI クライアントから直列化されたオブジェクトの移行 |
いいえ |
|
各ノードの config.properties ファイルへの変更内容の移行 |
はい |
ファイルに記載されているプロパティの移行は、「「プロパティファイルの移行の詳細情報」」に従って行われる |
リソースの移行 |
はい |
リソースディレクトリをコピーする |
centerrun.properties ファイルは config.properties ファイルへ移行されます。 移行中、バージョン 4.0 のファイル内の各プロパティ値がバージョン 4.1 の config.properties ファイル内のプロパティ値と比較されます。 値が同じであれば、そのプロパティは移行対象から除外されます。 値が異なっている場合、バージョン 4.0 の値がバージョン 4.1 の config.properties ファイルにコピーされます。 バージョン 4.0 のファイルには存在するのにバージョン 4.1 のファイルには存在しないプロパティがある場合、バージョン 4.0 の値がバージョン 4.1 のファイルに追加されます。 次のプロパティの値は、バージョン 4.1 の config.properties ファイルへ移行されません。
webserver.TomcatHome
rsrc.localrepo
db.port
hostdb.ms.ipaddress
hostdb.ms.port
note.mailsubject
net.server.nconn
net.server.type.1
net.server.ip.1
net.server.port.1
net.server.parms.1
note.url
pe.defaultUserToRunAs
hostdb.ms.connectiontype
pe.maxSimulPlans
バージョン 4.0 のプロパティファイルでこれらのプロパティの値を変更した場合、バージョン 4.1 の config.properties ファイルの値を手動で変更する必要があります。