N1 Service Provisioning System 4.1 インストールガイド

Master Server のデータの移行

移行の概要

次の表に、Master Server 上の移行データの種類を示します。

表 9–1 移行の概要

Master Server 上のデータ 

移行データか? 

移行方法 

PostgresSQL データ 

はい 

SQL スクリプト 

既存のコマンドに変更を加えるための CLI クライアントスクリプト 

いいえ 

 

CLI クライアントから直列化されたオブジェクトの移行 

いいえ 

 

各ノードの config.properties ファイルへの変更内容の移行

はい 

ファイルに記載されているプロパティの移行は、「「プロパティファイルの移行の詳細情報」」に従って行われる

リソースの移行 

はい  

リソースディレクトリをコピーする 

プロパティファイルの移行の詳細情報

centerrun.properties ファイルは config.properties ファイルへ移行されます。 移行中、バージョン 4.0 のファイル内の各プロパティ値がバージョン 4.1 の config.properties ファイル内のプロパティ値と比較されます。 値が同じであれば、そのプロパティは移行対象から除外されます。 値が異なっている場合、バージョン 4.0 の値がバージョン 4.1 の config.properties ファイルにコピーされます。 バージョン 4.0 のファイルには存在するのにバージョン 4.1 のファイルには存在しないプロパティがある場合、バージョン 4.0 の値がバージョン 4.1 のファイルに追加されます。 次のプロパティの値は、バージョン 4.1 の config.properties ファイルへ移行されません。

バージョン 4.0 のプロパティファイルでこれらのプロパティの値を変更した場合、バージョン 4.1 の config.properties ファイルの値を手動で変更する必要があります。