特定のコンポーネントとそのソースオブジェクトをチェックインするには、cdb.rsrc.ci コマンドを使用します。 このコマンドは、以下のシナリオで使用する必要があります。
表示可能なコンポーネント (たとえば、 file または Weblogic EJB) をチェックインする必要がある場合
表示不可のコンポーネントをチェックインする場合は、cdb.c.ci コマンドを使用します。 コマンドと引数の説明については、「cdb.c.ci」 を参照してください。
単純コンポーネントのソースオブジェクトをチェックインする必要がある場合
表示可能な複合コンポーネントの参照先コンポーネントをチェックインする必要がある場合
cdb.rsrc.ci コマンドの各呼び出しは、「チェックインジョブ」とみなされ、チェックインジョブを管理する CLI コマンドで管理できます。 たとえば、現在実行中のすべてのチェックインジョブを一覧表示する cdb.cj.la コマンドを実行して、実行中の cdb.rsrc.ci コマンドを判断することができます。 cdb.rsrc.ci によって返された compCheckInID の値を引数として cdb.cj.lo に渡し、特定のチェックインジョブの状態情報を得ることも可能です。
表 13–2 cdb.rsrc.ci コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
src |
[R] |
文字列 |
チェックインされているローカルファイル/ディレクトリ |
dst |
[R] |
文字列 |
チェックインで使用するコンポーネント名 |
type |
[R] |
文字列 |
コンポーネントのタイプ |
platform |
[O] |
HostSetID |
コンポーネントのプラットフォーム |
desc |
[O] |
文字列 |
コンポーネントの説明 |
major |
[O] |
ブール型 |
バージョンの増加をメジャーにするかマイナーにするか。デフォルトは false |
config |
[O] |
ブール型 |
コンポーネントが構成ファイルかどうか。デフォルトは false |
hidePrev |
[O] |
ブール型 |
最新のコンポーネントを非表示にするかどうか。デフォルトは true |
includeOwners |
[O] |
ブール型 |
所有者情報を含めるかどうか。デフォルトは true |
includeGroups |
[O] |
ブール型 |
グループ情報を含めるかどうか。デフォルトは true |
addTo |
[O] |
ブール型 |
既存のファイルを完全に差し替えるのではなく、チェックイン中のファイルを既存のファイルに追加して、新しいバージョンのコンポーネントを作成するかどうか |
hostID |
[O] |
HostID |
ローカルホストの ID |
redun |
[O] |
ブール型 |
冗長性チェックを適用するかどうか。デフォルトは true |
exported |
[O] |
ブール型 |
ソースファイルをエクスポートするかどうか。デフォルトは false。 true の場合、以下のパラメタは使用されない。 includeOwners、includeGroups、および addTo |
exportPath |
[O/R] |
String |
(前にエクスポートされた) コンポーネントのソースパス。 exported 引数の設定が true の場合、必須 |
pickerName |
[O] |
String |
使用するコンポーネントピッカーの名前 (デフォルトは、デフォルトピッカーを意味するヌル) |
extraOpts |
[O] |
ハッシュテーブル |
該当タイプの追加オプションの名前と値 |
result |
CompCheckInID |
該当コンポーネントチェックインジョブの ID |