第 1 章「N1 Service Provisioning System ソフトウェア の概要」で説明されているように、Master Server では CLI を使用して個別のコマンドやバッチスクリプトを実行することができます。
まず、コマンド行ツールを使用すると想定されるシステムのリストを作成し、これらのシステムの各マシンに Command-Line Interface Client をインストールします。
リストにどのシステムを含めるかを判断するには、以下の質問を考慮します。
これらのコマンドの実行元になる可能性が高いのはどのサーバーか
データセンター全体により使用されるコマンドコンソールがあるか
IT オペレーターには、コマンド実行用の専用のシステムがあるか
次の表に、Command-Line Interface Client に関連する計画手順の概要を示します。
表 2–1 CLI を使用する準備
質問 |
操作 |
---|---|
CLI を使用するプランがある場合、どのサーバーで CLI を実行するか。 |
これらの各サーバーに Command-Line Interface Client をインストールする。 『N1 Service Provisioning System 4.1 インストールガイド』を参照のこと。 |
Jython 2.0 以降が、すでにこれらのサーバーにインストールされているか。 |
Jython 2.0 以降がサーバーにインストールされている場合は、インストーラから Jython を再インストールしない選択も可能。 |
Master Server への HTTP 接続を確立できるすべてのシステムから、HTML インタフェースにアクセスできます。 Master Server へのアクセスには、ローカルマシンに N1 Service Provisioning System ソフトウェア をインストールする必要はありません。