N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

アプリケーションの管理

次の表に、アプリケーションを管理する方針を策定する際に必要となる質問の一覧を示します。

表 2–5 アプリケーションの管理

質問 

操作 

管理する各アプリケーションに関して、そのソースを判定する。 ソースは Gold Server か。あるいはソースコード制御システムか。 その場所は。 

Remote Agent を、Gold Server、またはソースコード制御システムを装備したサーバーにインストールする。 

N1 Service Provisioning System 4.1 インストールガイド』を参照のこと。

このアプリケーションを構成するコンポーネントは何か。 

CLI cdb.c.ci および cdb.rsrc.ci を使用するか、HTML ユーザーインタフェースの「Components」ページを使用して、各アプリケーションコンポーネントをリポジトリにチェックインする。

情報とコントロールを追加してコンポーネントを拡張する必要があるか。 追加候補は次のとおり 

· 設定変数 

· コンポーネント間の依存性 

· 比較に追加または除外する内容に関する情報 

XML エディタを使用して、コンポーネントスキーマタグをコンポーネントに追加する。 続いて、コンポーネントの拡張バージョンをリポジトリにチェックインして戻す。 

コンポーネントスキーマタグの概要については、「コンポーネントスキーマ」を参照のこと。

コンポーネントスキーマタグの詳細については、『N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド』を参照のこと。

対象ホストの 1 つのセットにコンポーネントをインストールする必要があるか。 このコンポーネントは、その他のコンポーネントやホストとの動作の同期を必要とせず、直接インストールできるか。 

HTML ユーザーインタフェースで直接実行コントロールを使用して、コンポーネントをインストールする。 

複数のホストのセットに対するコンポーネントのインストールを自動化する必要があるか。 このインストールを、より大規模なプロセスの一部として管理する必要があるか。 

XML エディタを使用してコンポーネントのプランを作成する。 

プランの概要については、第 6 章「プラン」を参照のこと。

プランスキーマタグの詳細については、『N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド』を参照のこと。

インストールなどの操作を行う際、手続きの完了時や例外の発生時に特定のユーザーに通知する必要があるか。 

rule.add CLI コマンドを使用して、通知規則の追加、コンポーネントの XML タグの編集、または sendCustomEvent タグを追加するプランを行う。

詳細については、第 8 章「通知の設定」を参照のこと。

あるアプリケーションを別のアプリケーションと比較する必要があるか。 

モデル対モデル (M-M) の比較を実行する。 

詳細については、「モデルとモデルの比較」を参照のこと。

アプリケーションコンポーネントと、アプリケーションのインストール済みインスタンスを比較する必要があるか。 

モデル対インストール (M-I) の比較を実行する。 

「モデルとインストールの比較」を参照のこと。

同一のコンポーネントの 2 つのインストール済みインスタンスを比較する必要があるか。 

インストール対インストール (I-I) の比較を実行する。 

「インストールとインストールの比較」を参照のこと。