コンポーネント型は、コンポーネントによって参照されるソース項目の処理方法を制御する、ユーザー定義可能なオブジェクトです。 コンポーネント型オブジェクトは、ファイル、ディレクトリ、設定などのソース項目の収集ならびに配備を管理する、もう 1 つのコンポーネントです。
すべてのコンポーネントのコンポーネント型属性に、何らかのコンポーネント型を設定する必要があります。 定義済みのコンポーネント型を持たないコンポーネントのコンポーネント型は、untyped になります。
単純コンポーネントによって参照されるファイル、ディレクトリ、その他のツリー構造は、コンポーネント内の別々の部分として管理されます。 たとえば、プロビジョニングソフトウェアが参照ソース項目として管理する IIS アプリケーションがあるとします。このアプリケーションには、次の項目が含まれます。
コンテンツのディレクトリ
IIS Web サイト設定
COM+ アプリケーション
Windows レジストリ設定
ファイルやディレクトリといった、コンポーネントによって参照される項目の一部は、ゴールドサーバーまたはデータソースから簡単にコピーできます。 一方、IIS Web サイト設定や Windows レジストリエントリなどは、データソースからきちんとした方法で抽出する必要があります。そうしないと、独立した管理可能エンティティとして操作することはできません。 プロビジョニングソフトウェアは、組み込み型のコンポーネント型から、J2EE アプリケーションや Windows アプリケーションで使用される一般的なソース項目を識別し、コンポーネントのソースとして使用したいデータをスマートかつ確実に抽出することができます。さらに、こうしたコンポーネントソースをリポジトリに格納し、ソース項目を正しい場所にインストールすることができます。
コンポーネントに手続きが含まれる場合、その手続きは「Components Details」ページに表示されます。たとえば、Web サーバーが稼動しているかどうかをテストする手続きなどがあります。
プロビジョニングソフトウェアには、一般的なコンポーネント型が多数組み込まれています。 組み込みコンポーネント型の詳細については、「組み込みコンポーネント型」を参照してください。
リソースのチェックインとは、特定の場所 (ゴールドサーバー上のディレクトリなど) からソフトウェアの特定部分をコピーし、特定の名前、バージョン番号、リソース型でリポジトリに格納する処理のことを指します。
リソース型はリソースの形式、多くの場合リソースの機能を表します。 リソース型の例として、ファイル、ディレクトリ、IIS Web サイト設定、COM+ アプリケーションなどがあります。 リソース型の一覧は、「組み込みコンポーネント型」を参照してください。
リソースリポジトリは、階層型の名前空間を使用します。 この名前空間内では、個々のリソースは一意のリソース名とバージョン番号で識別されます。
cdb.rsrc.ci は、リソースをチェックインする CLI コマンドです。 cdb.rsrc.ci を使ってリソースをチェックインするときは、リソースのソースの場所、リポジトリ内のリソースの格納先 (階層型の名前)、リソース型を指定します。リソースのソースの場所は -src 引数、リポジトリ内のリソースの格納先は -dst 引数、リソース型は -type 引数で指定します。
1 つのリソースを複数のコンポーネントで使用することもあります。 cdb.rsrc.ci でチェックインしたリソースには、特定のコンポーネントは関連付けられません。
リソースまたはコンポーネント関連のソフトウェア操作を実行する手続きを「拡張制御サービス」と呼びます。 汎用制御サービスについては、「汎用拡張制御サービス」を参照してください。
組み込みコンポーネント型を使用すると、WebLogic、Windows、J2EE などの一般的なアプリケーションコンポーネントの多くを簡単にモデリングできます。また、インストール、アンインストール、エクスポート、スナップショットなどの操作を特定のリソースに自動的に関連付けることができます。
表 5–6 組み込みコンポーネント型の一覧
すべての WebLogic WebLogic Enterprise アプリケーション WebLogic Web アプリケーション WebLogic EJB すべての IIS IIS アプリケーション IIS Web サイトまたは仮想ディレクトリ設定 IIS グローバル設定 グローバル ISAPI フィルタ設定 Web サイト ISAPI フィルタ設定 すべての Windows COM+ アプリケーション COM オブジェクト |
レジストリキー Windows レジストリファイル データソース名 Windows Installer ファイル (.msi) Windows バッチファイル Windows スクリプティングホストスクリプト すべての UNIX Symbolic Link RPM ファイル ファイル ディレクトリ コンテナ 型なし (untyped) |
ターゲットマシンから取得した untyped の単一のファイルを表します。 プロビジョニングソフトウェアは、ファイルを直接配備します。特別な事後処理はありません。 ファイルにもシステムコンポーネントがありますが、インストール、スナップショット、アンインストールの機能はシステムに組み込まれており、コンポーネント XML では表現されません。
|
Unix |
ウィンドウ |
ルートパス |
"/” |
ホストまたはドライブ文字にマップされたネットワーク共有上の物理ドライブの一覧。 リムーバブルメディア (フロッピーディスク、CD、Zip など) は含まれない |
区切り記号 |
"/” |
"\” |
順序 |
アルファベット順 (ディレクトリが先) |
|
選択型 |
チェックインするファイルを 1 回選択。 ディレクトリをダブルクリックするとその内容が表示される |
|
サンプルパス |
/foo/foo.txt |
C:\foo\foo.txt |
フィルタ |
なし |
|
特記事項 |
リンクはローカル名とポイント先の場所を表示する 例: "foo->/usr/bar” |
|
名前 |
パラメータ |
説明 |
削除 (Delete) |
path: ディスク上のファイルの完全パス |
ファイルシステムからファイルを削除する。 プラットフォームに依存せずにファイルを削除できる |
ターゲットマシンから取得した untyped のファイルやフォルダの集合を表します。 ディレクトリにもシステムコンポーネントがありますが、インストール、スナップショット、アンインストールの機能はシステムに組み込まれており、コンポーネント XML では表現されません。
|
Unix |
ウィンドウ |
ルートパス |
"/” |
ホストまたはドライブ文字にマップされたネットワーク共有上の物理ドライブの一覧。 リムーバブルメディア (フロッピーディスク、CD、Zip など) は含まれない |
区切り記号 |
"/” |
"\” |
順序 |
アルファベット順 (ディレクトリが先) |
|
選択型 |
チェックインするディレクトリを 1 回選択。 ディレクトリをダブルクリックするとその内容が表示される |
|
サンプルパス |
/foo/foo |
C:\foo\foo |
フィルタ |
なし |
|
特記事項 |
リンクはローカル名とポイント先の場所を表示する 例: "foo/->/usr/bar/” |
|
名前 |
パラメータ |
説明 |
削除 (Delete) |
path: ディスク上のディレクトリの完全パス |
ファイルシステムからディレクトリを削除する。子ディレクトリも再帰的に削除される。 プラットフォームに依存せずにディレクトリを削除できる |
次の 4 つの IIS 型の実装は共通しています。 いずれも、IIS メタベースへのデータのエクスポート、インストール、同メタベースからのデータの削除を行います。 結果的に、これらの機能、形式、エラーは共通のものとなります。
4 つの IIS 型はいずれも、メタベースのセクションを XML 形式で保存します。 現在の XML 形式は NTACL 型のメタベースプロパティ (AdminACL など) をサポートしていません。これらのプロパティは、メタベースの読み取り / 書き込み時に無視されます。 IPSec 型のプロパティ (IPSecurity) は直列化オブジェクトとして書き出されます。したがって、直接参照する方法でも、差分を参照する方法でも、その内容をユーザーの目で読み取ることはできません。
スナップショットを作成すると、メタベースの現在の状態が XML ファイルにエクスポートされます。 M-I 差分を実行すると、メタベースの状態が再エクスポートされ、元の XML ファイルと比較されます。 これらのファイルの差分生成には、標準 XML 差分生成ツールが使用されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール / エクスポート |
IIS が存在しないか、バージョンが不正 |
インストール / エクスポートに失敗 |
インストール / アンインストール |
リモートエージェントに管理者特権がない |
インストール / アンインストールに失敗 |
IIS Web サイトまたは仮想ディレクトリの設定を表します。 このリソース型に含まれるのは、Web サイトまたは仮想ディレクトリの設定だけです。 Web サイトのコンテンツは別のリソースとしてチェックインする必要があります。
ルートパス |
ターゲットシステム上の Web サイトの一覧 |
区切り記号 |
"\” |
順序 |
Web サイトと仮想ディレクトリはメタベース内と同じ順序で表示される。 この順序は IIS コントロールパネルの表示順に一致しており、アルファベット順ではない |
選択型 |
Web サイトまたは仮想ディレクトリを 1 回選択。 Web サイトの選択は再帰的に行われる。 Web サイトをダブルクリックすると、その Web サイトの下の仮想ディレクトリの一覧が表示される |
サンプルパス |
Website1\VirturalDir2 |
フィルタ |
なし |
インストールは、XML ファイルを読み取り、ターゲットシステムのメタベースにインポートすることで行われます。 同じ名前の Web サイトが存在する場合、既存の名前は新しい名前で上書きされます。 システム上に同じ名前の Web サイトが複数存在する場合、最初に検出されたものが削除され、上書きされます。
特殊な例として、untyped のキー、untyped のノード (詳細は下記参照)、SSL 証明書があります。これらは配備されません。 ターゲット上の IIS 内に SSL 証明書の設定 (SSLCertHash と SSLStoreName) が存在する場合、配備時に保護されます。これらが存在しない場合は、追加されません。
配備 (または再配備) 後にセキュアサイトを使用するには、IIS を再起動する必要があります。
ターゲットシステムから Web サイト全体を削除します。 Web サイトの下のすべての仮想ディレクトリは、プロビジョニングソフトウェアでインストールされたかどうかに関係なく削除されます。 設定を使用する仮想ディレクトリが 1 つしかない場合、このディレクトリだけが削除されます。このディレクトリの上位のサイトは削除されません。 アンインストールのマッチングは名前で行われます。したがって、システム上で最初に検出された同じ名前の Web サイトがアンインストールされます。 この処理が完了すると、インストール時に使用された XML ファイルは削除されます。
グローバル ISAP フィルタ設定を表すリソース型です。 このリソース型に含まれるのは、IIS グローバルフィルタの設定だけです。 フィルタを実際に実装する DLL は別途インストールする必要があります。
ルートパス |
ターゲットシステム上のグローバルファイルのフラットな一覧 |
区切り記号 |
なし |
順序 |
フィルタは、メタベース内と同じ順序で表示される。 この順序は「IIS Control」パネルに表示される順序に対応する。 アルファベット順ではない。 |
選択型 |
フィルタを 1 回選択。 フィルタは展開できない |
サンプルパス |
Filter1 |
フィルタ |
なし |
インストールは、XML ファイルを読み取り、ターゲットシステムのメタベースにインポートすることで行われます。 ターゲットマシン上に同じ名前のフィルタ設定が存在する場合、既存の名前は新しい名前で上書きされます。
ターゲットシステムからフィルタ設定が削除されたあと、インストール時に使用された XML ファイルが削除されます。
このリソース型に含まれるのは、Web サイトフィルタの設定だけです。 フィルタを実際に実装する DLL は別途インストールする必要があります。
ルートパス |
システム上の Web サイトの一覧 |
区切り記号 |
\ |
順序 |
フィルタは、メタベース内と同じ順序で表示される。 この順序は「IIS Control」パネルに表示される順序に対応する。 アルファベット順ではない。 |
選択型 |
Web サイトのフィルタの一覧を表示するには、まず Web サイトを展開する必要がある。 チェックインの対象としては、すべての Web サイトフィルタまたは個々のフィルタを選択可能 |
サンプルパス |
Website1\filter1 |
フィルタ |
なし |
インストールは、XML ファイルを読み取り、ターゲットシステムのメタベースにインポートすることで行われます。 ターゲットマシン上に同じ名前のフィルタ設定が存在する場合、既存の名前は新しい名前で上書きされます。
ターゲットシステムのメタベースからフィルタ設定が削除されたあと、インストール時に使用された XML ファイルが削除されます。
グローバル IIS 設定を表すリソース型です。
ルートパス |
ターゲットシステム上のグローバル設定の一覧 |
区切り記号 |
なし |
順序 |
設定は、メタベース内と同じ順序で表示される |
選択型 |
チェックインする設定を個別に 1 回だけ選択。 子設定は存在しないので、設定の展開はできない |
サンプルパス |
AspCacheSize |
フィルタ |
なし |
インストールは、XML ファイルを読み取り、ターゲットシステムのメタベースにインポートすることで行われます。 ターゲットシステム上の設定は上書きされます。
グローバル設定はアンインストールできません。 アンインストールを実行しても、インストール時に使用された *.XML ファイルが削除されるだけで、ターゲットシステムに何ら影響はありません。
COM+ アプリケーションを表すリソース型です。 COM+ アプリケーションはモノリシックな単位として扱われます。 設定およびコンテンツはグループとしてインストールされます。
ルートパス |
システム上の COM+ アプリケーションの一覧 |
区切り記号 |
なし |
順序 |
アルファベット順 |
選択型 |
チェックインする COM+ アプリケーションを 1 回選択。 COM+ アプリケーションは子アプリケーションを持たないので展開はできない |
サンプルパス |
FM Stocks |
フィルタ |
なし |
COM+ アプリケーションは、COM+ Admin SDK を使用して Windows Installer File (*.MSI) にエクスポートされます。
COM+ アプリケーションは MSI ファイルとしてターゲットシステムに再エクスポートされ、アプリケーションのインストール時に使用した MSI ファイルと比較されます。 M-I 差分は、差異が存在すること、つまり 2 つのバイナリファイルの内容が異なっていることを示すだけです。差異の内容が具体的に示されるわけではありません。
ターゲットシステム上に同じ名前の COM+ アプリケーションがインストールされていて、サービスとして実行されている場合、このサービスとこのサービスに依存するすべてのサービスは停止されます。 続いて、COM+ カタログから COM+ アプリケーションが削除されます。
COM+ Admin SDK により、新しい COM+ アプリケーションがインストールされます。
COM+ アプリケーションは、startApplication 呼び出しにより手動で起動する必要があります。
COM+ アプリケーションをアンインストールするには、このアプリケーションのインストール時に使用した MSI を使用します。具体的には、次のコマンドを実行します。
msiexec /qn /x <path to msi file> |
コマンドの実行が完了すると、ターゲットシステムから msi ファイルが削除されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
同じ名前の COM+ アプリケーションが存在しており、サービスまたは依存サービスを停止できない |
インストールに失敗 |
アンインストール (Uninstall) |
インストールに使用した MSI ファイルを使用できない |
アンインストールに失敗 |
インストール / アンインストール |
リモートエージェントに管理者特権がない |
インストール / アンインストールに失敗 |
名前 |
パラメータ |
説明 |
startApp |
appName: COM+ アプリケーションの完全名 |
サービスとして実行される COM+ アプリケーションを起動 |
stopApp |
appName: 停止する COM+ アプリケーションの完全名 |
COM+ アプリケーションとすべての依存サービスを停止 |
stopRouter |
なし |
COM+ ルーティングサービスを停止 |
startRouter |
なし |
COM+ ルーティングサービスを開始 |
installAsUser |
rsrcSrcPath: COM+ アプリケーションの名前 rsrcInstallPath: アプリケーションを表す msi ファイルのパス userID: アプリケーションを実行するユーザー password: そのユーザーのパスワード |
特定のユーザーとして実行される COM+ アプリケーションのインストールを許可 |
COM コンポーネントを表すリソース型です。
ルートパス |
標準のファイルブラウザを使用 |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.ocx. *.dll |
COM コンポーネントはネイティブ形式のファイルとして格納されます。
COM コンポーネントは、バイナリファイルとして、インストール時に使用したファイルと比較されます。 M-I 差分は、差異が存在すること、つまり 2 つのバイナリファイルの内容が異なっていることを示すだけです。差異の内容が具体的に示されるわけではありません。
dll に COM コンポーネントを登録するには、次のコマンド行呼び出しで Regsvr32 を呼び出します。
regsvr32.exe /s <file path> |
dll に COM コンポーネントを登録解除するには、次のコマンド行呼び出しで Regsvr32 を呼び出します。
regsvr32.exe /s /u <file path> |
登録解除後、dll はターゲットシステムから削除されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
.dll または .ocx に COM コンポーネントが含まれていない |
インストールに失敗 |
アンインストール (Uninstall) |
.dll または .ocx に COM コンポーネントが含まれていない |
アンインストールに失敗 |
このリソース型は、レジストリキーとその値を表します。
ルートパス |
5 つのメインレジストリルートの一覧: HKEY_LOCAL_MACHINE HKEY_CLASSES_ROOT HKEY_CURRENT_USER HKEY_USERS HKEY_CURRENT_CONFIG |
区切り記号 |
\ |
順序 |
設定はレジストリナイト同じ順序で表示される |
選択型 |
チェックインする個々のキーを 1 回だけ選択。 選択したキーとその子全部がチェックインされる キーをダブルクリックすると、値が見つかるまでレジストリの下位が再帰的にチェックされる。 値の名前は表示されるが値の内容は表示されない。 値は個別にエクスポート可能 |
サンプルパス |
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Example\Key |
フィルタ |
なし |
レジストリキーは XML ファイルにエクスポートされます。
スナップショットを作成すると、レジストリキー (とその子) の現在の状態が XML ファイルにエクスポートされます。 M-I 差分を実行すると、レジストリキーの状態が再エクスポートされ、元の XML ファイルと比較されます。 標準 XML diff comparator はこれらのファイル間の差分を生成するのに使用されます。
レジストリを表す XML ファイルは、execJava によって読み取られ、ターゲットシステムにインポートされます。 ターゲットシステム上の既存のキーと値はすべて上書きされます。
execJava 実装は、エクスポートされたキーのルートの下にあるすべてのキーと値を削除します。 ルートが値の場合、この値が削除されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール / アンインストール |
リモートエージェントに管理者特権がない |
インストール / アンインストールに失敗 |
レジストリファイルは Regedit によって生成され、メタベースへのエクスポートを表します。 *.reg ファイルはテキスト形式で、レジストリに追加またはレジストリから削除するキーおよび値を指定します。
ルートパス |
標準のファイルブラウザを使用 |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.reg |
COM コンポーネントは、ファイルとして格納されます。ファイルの形式は、ネイティブのテキストファイル形式になります。
*.reg ファイルの M-I 差分機能はサポートされていません。 インストール時にスナップショットは作成されません。したがって、M-I 差分の実行時に差分は生成されません。 レジストリの変更の差分を取りたい場合は、組み込みのレジストリキー型を使用することをお勧めします。
*.reg ファイルの変更内容をレジストリに書き込むには、Regedit /s <file path> を呼び出します。
アンインストールを実行しても、削除されるのはインストール時に使用した *.reg ファイルだけです。 reg ファイル内のレジストリキーに影響はありません。 レジストリのアンインストールを行いたい場合は、組み込みのレジストリキー型を使用することをお勧めします。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
*.reg ファイルの regedit の形式が不正 |
インストールに失敗 |
インストール (Install) |
エージェントが、*.reg ファイルで指定されたレジストリセクションに対する書き込み権を持っていない |
インストールに失敗 |
DSN エントリは、データベース接続を確立するための ODBC 設定を表します。 この設定は、「Data Source Administrator」コントロールパネルから編集可能です。 実際の設定は、レジストリ内の特定の場所に格納されます。 したがって、「データソース名」リソース型は「レジストリキー」リソース型の上に構築されます。 DSN のインストール、エクスポート、アンインストールは、レジストリキーリソースハンドらの機能を直接利用して行われます。 「Data Source Administrator」コントロールパネルにより近い使用感を実現するため、DSN ブラウザにはレジストリブラウザがラップされています。
ルートパス |
2 つの DSN ルートの一覧: ユーザー システム |
区切り記号 |
/ |
順序 |
アルファベット順 |
選択型 |
「システム」と「ユーザー」のルートをダブルクリックすると、その下の DSN エントリが一覧表示される。 ここから、チェックインするエントリを 1 つ選択する |
サンプルパス |
User/Oracle8 |
フィルタ |
なし |
エクスポートの際、ブラウザは、すべての DSN 設定を含むキーと、レジストリ階層内の同じレベルにある「ODBC Data Sources」キー内の同じ名前の値をエクスポートします。
DSN のアンインストールは、レジストリのアンインストールに基づいて行われます。事前に、削除対象のパスが、使用可能な DSN 設定を表示するために DSN GUI が使用するキーではなく、DSN 設定を含むキーであるという警告が表示されます。 このキーを削除する特別なロジックがあります。 このロジックのセマンティクスは、レジストリのアンインストールのセマンティクスとは若干異なりますが、実行ツールは同じです。
DSN システムコンポーネントは、レジストリシステムコンポーネントのインストールメソッドを直接呼び出します。 実装とエラー内容の詳細については、本書のレジストリキーの説明を参照してください。
サイレント MSI ファイルを表すリソース型です。
ルートパス |
標準のファイルブラウザを使用 |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.msi |
MSI ファイルはネイティブ形式のファイルとして格納されます。
Windows Installer ファイルの M-I 差分機能はサポートされていません。 インストール時にスナップショットは作成されません。したがって、M-I 差分の実行時に差分は生成されません。 ROX はインストーラ実行時のアクションを直接認識しません。したがって、何をキャプチャする必要があるのか特定することはできません。
Windows Installer サービスをターゲットシステムにインポートするには、msi ファイルを指定して次のコマンドを実行します。
misexec /qn /i <file path> |
パッケージをアンインストールするには、インストール時に使用した msi ファイルを指定して、Windows Installer サービスのアンインストールを呼び出します。次のコマンドを使用します。
msiexec /qn /x <file path> |
msiexec の呼び出しが完了すると、msi ファイルは削除されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
*.msi が Windows Installer ファイルとして不正 |
インストールに失敗 |
インストール (Install) |
エージェントがインストールの実行に必要なアクセス権を持っていない |
インストールに失敗 |
アンインストール (Uninstall) |
パッケージがすでにアンインストールされている |
アンインストールに失敗 |
*.bat ファイルと *.cmd ファイルを表すリソース型です。
ルートパス |
標準のファイルブラウザを使用 |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.cmd、*.bat |
Windows バッチファイルは、ファイルとして格納されます。ファイルの形式は、ネイティブのテキストファイル形式になります。
Windows バッチファイルの M-I 差分機能はサポートされていません。 インストール時にスナップショットは作成されません。したがって、M-I 差分の実行時に差分は生成されません。
インストール時にバッチファイルが実行されます。
アンインストール時にターゲットシステムから *.bat ファイルが削除されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
バッチファイルが有効でないか、エラーが含まれている |
インストールに失敗 |
Windows スクリプティングホスト (WSH) スクリプトはテキストファイルです。vbscript (*.vbs) または jscript (*.js) の形式になっているか、XML プロジェクトファイル内に格納されています (*.wsf)。
ルートパス |
標準のファイルブラウザを使用 |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.js、*.vbs、*.wsf |
ファイルとして格納されます。ファイル形式はネイティブのテキスト形式です。
WSH ファイルの M-I 差分機能はサポートされていません。 インストール時にスナップショットは作成されません。したがって、M-I 差分の実行時に差分は生成されません。
WSH スクリプトは、次のように cscript.exe によって実行されます。
cscript <file path> |
アンインストール時にターゲットホストからスクリプトファイルが削除されます。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
ファイルが有効な wsf ファイルでないか、エラーが含まれている |
インストールに失敗 |
IIS Web サイト設定ブラウザを使用します。
複合コンポーネント: IIS Web サイト / VDir 設定、IIS 仮想ディレクトリセット、IIS Web サイトフィルタセット、ディレクトリ
作成時に含まれるエンティティ (上記) が作成され、それぞれ適切にリンクされます。
IIS Web サイトフィルタ設定ブラウザを使用します。
複合コンポーネント: IIS Web サイトフィルタ設定、COM オブジェクト
作成時に含まれるエンティティ (上記) が作成され、それぞれ適切にリンクされます。
標準ファイルブラウザ (エクスポート規則に制限あり) を使用します。
シンボリックリンクは、リソースを含まないという点で、単純コンポーネント型の中でも特異な存在です。 シンボリックリンクのデータは、変数セット (名前と場所に対して 1 つずつ) としてコンポーネント内に格納されます。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic Web アプリケーションブラウザを使用する必要があります。
このコンポーネントには 2 つの性質があります。 .war アーカイブか、そのアーカイブの展開バージョンです。 したがって、ファイル形式は、.war アーカイブの場合はネイティブのアーカイブファイル形式、アーカイブの分解バージョンの場合はパッケージになります。
標準ファイル / ディレクトリ MI 差分生成方式を使用します。
直接インストールすることはできません。 WebLogic Web アプリケーションコンテナの一部としてインストールする必要があります。 ファイルやディレクトリは、インストールパスに基づいてファイルシステムにコピーされ、その後 WL 管理サーバーに登録されます。
直接アンインストールすることはできません。 このファイルまたはディレクトリを削除するには、これらを含む WebLogic Web アプリケーションコンテナをアンインストールする必要があります。
「エラー条件」を参照してください。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic Web アプリケーションブラウザを使用する必要があります。
エクスポート時に管理サーバーからこの Web アプリケーションの設定が読み取られ、カスタム設定ファイルとして格納されます。
アプリケーションの設定がファイルにインストールされ、配備時に設定を追加したファイルと比較されます。
直接インストールすることはできません。 WebLogic Web アプリケーションコンテナの一部としてインストールする必要があります。 インストールを実行すると、事前設定済みファイルが読み取られ、すべての設定が管理サーバーに適用されます。
直接アンインストールすることはできません。 このファイルと WebLogic 内の Web アプリケーションの関連設定を削除するには、これらを含む WebLogic Web アプリケーションコンテナをアンインストールする必要があります。 Web アプリケーションに固有の設定以外は削除されません。
表 5–34 を参照してください。
2 つのブラウザがサポートされます。 1 つは管理サーバーブラウザです。このブラウザでは、インストールされているアプリケーションとその設定を選択できます。もう 1 つはファイルシステムブラウザです。このブラウザでは、設定を作成せずに WAR ファイルとコンポーネントを選択できます。
ルートパス |
管理サーバー上の Web アプリケーションの一覧 |
区切り記号 |
なし |
順序 |
アルファベット順 |
選択型 |
単一の独立した Web アプリケーション。 一覧に表示されるのはスタンドアロンの Web アプリケーションのみ。 EAR ファイルの一部になっている Web アプリケーションは表示されない。したがって、一覧から選択することはできない |
サンプルパス |
JChart |
フィルタ |
なし |
ルートパス |
標準ファイルブラウザを使用 (ディレクトリは有効な選択肢) |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.war |
複合コンポーネント: WebLogic Web アプリケーションコンテナ
ターゲットにコンポーネントをインストールしたり、含まれる reg コンポーネントをターゲットの管理サーバーにインストールしたりする WL ターゲット (サーバー / クラスタ) をターゲットにする必要があります。
ターゲットから Web アプリケーションを除外し、現在それ以外のターゲットが存在しない場合は、管理サーバーから 登録コンポーネントを削除します。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
トポロジの設定が正しくない (ターゲットホストが正しいドメインホストをポイントしていない) |
ターゲットに失敗 |
インストール (Install) |
ターゲットホストが有効な WL ターゲットでない |
インストールの禁止 |
ブラウズ (Browsing) / インストール (Install) / アンインストール (Uninstall) |
資格情報の設定が不正 |
操作に失敗 |
ブラウズ (Browsing) |
ドメインホスト内のパスの設定が正しくない |
ブラウズに失敗 |
ブラウズ (Browsing)
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic EJB ブラウザを使ってブラウズします。
このコンポーネントには 2 つの性質があります。 .jar アーカイブか、そのアーカイブの展開バージョンです。 したがって、ファイル形式は、ネイティブ形式のアーカイブファイルかパッケージになります。
標準ファイル / ディレクトリ MI 差分生成方式を使用します。
直接インストールすることはできません。 WebLogic EJB コンテナの一部としてインストールする必要があります。 ファイルやディレクトリは、インストールパスに基づいてファイルシステムにコピーされ、その後 WL 管理サーバーに登録されます。
直接アンインストールすることはできません。 このファイルまたはディレクトリを削除するには、これらを含む WebLogic EJB コンテナをアンインストールする必要があります。
「コンポーネント型: WebLogic EJB」を参照してください。.
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic EJB ブラウザを使ってブラウズします。
エクスポート時に管理サーバーからこの EJB の設定が読み取られ、カスタム設定ファイルとして格納されます。
EJB の設定がファイルにインストールされ、配備時に設定を追加したファイルと比較されます。
直接インストールすることはできません。 WebLogic Web アプリケーションコンテナの一部としてインストールする必要があります。インストールを実行すると、事前設定済みファイルが読み取られ、すべての設定が管理サーバーに適用されます。
直接アンインストールすることはできません。 このファイルと WebLogic 内の Web アプリケーションの関連設定を削除するには、これらを含む WebLogic Web アプリケーションコンテナをアンインストールする必要があります。 Web アプリケーションに固有の設定以外は削除されません。
「コンポーネント型: WebLogic EJB」を参照してください。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic EJB ブラウザを使ってブラウズします。
複合コンポーネント: WebLogic JAR ファイル、WebLogic EJB コンテナ
WL ドメインホストをターゲットにする必要があります。 入れ子のコンポーネントをインストールし、EJB を WebLogic に登録します。 WebLogic EJB のインストール時に再ターゲットの一部としてインストールできます。
WebLogic から EJB を削除し、入れ子のコンポーネントをアンインストールします。
操作 |
条件 |
結果 |
アンインストール (Uninstall) |
依存 WebLogic EJB がまだインストールされている |
アンインストールに失敗 (依存関係を示すエラーメッセージが表示される) |
2 つのブラウザがサポートされます。 1 つは管理サーバーブラウザです。このブラウザでは、インストールされているアプリケーションとその設定を選択できます。もう 1 つはファイルシステムブラウザです。このブラウザでは、設定を作成せずに JAR ファイルとコンポーネントを選択できます。
ルートパス |
管理サーバー上の EJB の一覧 |
区切り記号 |
なし |
順序 |
アルファベット順 |
選択型 |
単一の独立した Web アプリケーション。 一覧に表示されるのはスタンドアロンの EJB のみ。 EAR ファイルの一部になっている EJB は表示されない。したがって、一覧から選択することはできない |
サンプルパス |
companyStoreEJBs |
フィルタ |
なし |
ルートパス |
標準ファイルブラウザを使用 (ディレクトリは有効な選択肢) |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.jar |
ターゲットにコンポーネントをインストールしたり、含まれる reg コンポーネントをターゲットの管理サーバーにインストールしたりする WL ターゲット (サーバー / クラスタ) をターゲットにする必要があります。
ターゲットから EJB を除外し、現在それ以外のターゲットが存在しない場合は、管理サーバーから 登録コンポーネントを削除します。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
トポロジの設定が正しくない (ターゲットホストが正しいドメインホストをポイントしていない) |
ターゲットに失敗 |
インストール (Install) |
ターゲットホストが有効な WL ターゲットでない |
インストールの禁止 |
ブラウズ (Browsing) / インストール (Install) / アンインストール (Uninstall) |
資格情報の設定が不正 |
操作に失敗 |
ブラウズ (Browsing) |
ドメインホスト内のパスの設定が正しくない |
ブラウズに失敗 |
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションブラウザを使用する必要があります。
このコンポーネントには 2 つの性質があります。 .EAR アーカイブか、そのアーカイブの展開バージョンです。 したがって、ファイル形式は、ネイティブ形式のアーカイブファイルかパッケージになります。
標準ファイル / ディレクトリ MI 差分生成方式を使用します。
直接インストールすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナの一部としてインストールする必要があります。 ファイルやディレクトリは、インストールパスに基づいてファイルシステムにコピーされ、その後 WL 管理サーバーに登録されます。
直接アンインストールすることはできません。 このファイルまたはディレクトリを削除するには、これらを含む WebLogic EJB コンテナをアンインストールする必要があります。
表 5–34 を参照してください。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションブラウザを使用する必要があります。
エクスポート時に管理サーバーからこのアプリケーションの設定が読み取られ、カスタム設定ファイルとして格納されます。
アプリケーションの設定がファイルにインストールされ、配備時に設定を追加したファイルと比較されます。
直接インストールすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナの一部としてインストールする必要があります。 インストールを実行すると、事前設定済みファイルが読み取られ、すべての設定が管理サーバーに適用されます。
直接アンインストールすることはできません。 このファイルと WebLogic 内の Web アプリケーションの関連設定を削除するには、これらを含む WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナをアンインストールする必要があります。 Web アプリケーションに固有の設定以外は削除されません。
表 5–34 を参照してください。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションブラウザを使用する必要があります。
WebLogic EAR ファイル、WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナ、WebLogic リスト
WL ドメインホストをターゲットにする必要があります。 入れ子のコンポーネントをインストールし、エンタープライズアプリケーションを WebLogic に登録します。 WebLogic エンタープライズアプリケーションまたは含まれる WebLogic モジュールのインストール時に再ターゲットの一部としてインストールできます。
WebLogic からエンタープライズアプリケーションを削除し、入れ子のコンポーネントをアンインストールします。
操作 |
条件 |
結果 |
アンインストール (Uninstall) |
依存 WebLogic エンタープライズアプリケーションまたは含まれる WebLogic モジュールがまだインストールされている |
アンインストールに失敗 (依存関係を示すエラーメッセージが表示される) |
2 つのブラウザがサポートされます。 1 つは管理サーバーブラウザです。このブラウザでは、インストールされているアプリケーションとその設定を選択できます。もう 1 つはファイルシステムブラウザです。このブラウザでは、設定を作成せずに EAR ファイルとコンポーネントを選択できます。
ルートパス |
管理サーバー上のエンタープライズアプリケーションの一覧 |
区切り記号 |
なし |
順序 |
アルファベット順 |
選択型 |
単一の独立したエンタープライズアプリケーション |
サンプルパス |
companyStoreAdmin |
フィルタ |
なし |
ルートパス |
標準ファイルブラウザを使用 (ディレクトリは有効な選択肢) |
区切り記号 |
|
順序 |
|
選択型 |
|
サンプルパス |
|
フィルタ |
*.ear |
複合コンポーネント: WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナ
ターゲットにコンポーネントをインストールしたり、含まれる reg コンポーネントをターゲットの管理サーバーにインストールしたりする WL ターゲット (サーバー / クラスタ) をターゲットにする必要があります。
ターゲットからエンタープライズアプリケーションを除外し、現在それ以外のターゲットが存在しない場合は、管理サーバーから 登録コンポーネントを削除します。
操作 |
条件 |
結果 |
インストール (Install) |
トポロジの設定が正しくない (ターゲットホストが正しいドメインホストをポイントしていない) |
ターゲットに失敗 |
インストール (Install) |
ターゲットホストが有効な WL ターゲットでない |
インストールの禁止 |
ブラウズ (Browsing) / インストール (Install) / アンインストール (Uninstall) |
資格情報の設定が不正 |
操作に失敗 |
ブラウズ (Browsing) |
ドメインホスト内のパスの設定が正しくない |
ブラウズに失敗 |
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションブラウザを使用する必要があります。
いくつかのカスタムインストール / アンインストール / スナップショットブロックを持つコンテナコンポーネントです。 それ以外の点は、一般的なコンテナコンポーネントと同じです。
直接インストールすることはできません。
直接アンインストールすることはできません。
含まれる WebLogic モジュール型を参照してください。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションブラウザを使用する必要があります。
複合コンポーネント:
final の WebLogic WAR ファイルスタブコンポーネントと、デフォルトで WeLogic Web アプリケーション設定コンポーネント (非 final のスタブコンポーネント) を含みます。
このコンポーネントを含む WebLogic リストは、WebLogic エンタープライズアプリケーションに含まれています。この WebLogic エンタープライズアプリケーションには、WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナコンポーネントへの final の compRef も含まれます。
WLドメインホストにインストールできます。 その結果、WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナもインストールされます。
WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナをアンインストールします。
操作 |
条件 |
結果 |
アンインストール (Uninstall) |
含まれる依存 WebLogic Web アプリケーションがインストールされている |
アンインストールに失敗 (依存関係を示すエラーメッセージが表示される) |
final の含まれる WebLogic Web アプリケーションコンテナを含む点以外は WebLogic Web アプリケーションと同じです。
直接ブラウズすることはできません。 WebLogic エンタープライズアプリケーションブラウザを使用する必要があります。
複合コンポーネント:
final の WebLogic JAR ファイルスタブコンポーネントと、デフォルトで WeLogic Web アプリケーション設定コンポーネント (非 final のスタブコンポーネント) を含みます。
このコンポーネントを含む WebLogic リストは、WebLogic エンタープライズアプリケーションに含まれています。この WebLogic エンタープライズアプリケーションには、WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナコンポーネントへの final の compRef も含まれます。
WLドメインホストにインストールできます。 その結果、WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナもインストールされます。
WebLogic エンタープライズアプリケーションコンテナをアンインストールします。
操作 |
条件 |
結果 |
アンインストール (Uninstall) |
含まれる依存 WebLogic Web アプリケーション |
アンインストールに失敗 (依存関係を示すエラーメッセージが表示される) |
final の含まれる WebLogic Web アプリケーションコンテナを含む点以外は WebLogic EJB と同じです。