N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

コンポーネント型のチェックイン

リソースのチェックインとは、特定の場所 (ゴールドサーバー上のディレクトリなど) からソフトウェアの特定部分をコピーし、特定の名前、バージョン番号、リソース型でリポジトリに格納する処理のことを指します。

リソース型はリソースの形式、多くの場合リソースの機能を表します。 リソース型の例として、ファイル、ディレクトリ、IIS Web サイト設定、COM+ アプリケーションなどがあります。 リソース型の一覧は、「組み込みコンポーネント型」を参照してください。

リソースリポジトリは、階層型の名前空間を使用します。 この名前空間内では、個々のリソースは一意のリソース名とバージョン番号で識別されます。

cdb.rsrc.ci は、リソースをチェックインする CLI コマンドです。 cdb.rsrc.ci を使ってリソースをチェックインするときは、リソースのソースの場所、リポジトリ内のリソースの格納先 (階層型の名前)、リソース型を指定します。リソースのソースの場所は -src 引数、リポジトリ内のリソースの格納先は -dst 引数、リソース型は -type 引数で指定します。

1 つのリソースを複数のコンポーネントで使用することもあります。 cdb.rsrc.ci でチェックインしたリソースには、特定のコンポーネントは関連付けられません。