コンポーネントの XML ファイルの <component> タグと </component> タグの間には、次のようなタグを挿入できます。
コンポーネントを構成するリソースの一覧を定義するタグ
コンポーネント内にインストールされる対象 (デフォルトではすべてのリソース) を定義するタグ
コンポーネントのアンインストール時に削除される対象 (デフォルトではインストールされているすべてのリソース) を定義するタグ
コンポーネントの XML 定義を編集して、次のようなタグを追加できます。
コンポーネントの設定変数を定義するタグ
コンポーネントの管理用として呼び出せる追加手続きを定義するタグ
コンポーネントの分析時に対象として含める、または除外する内容を定義するタグ
<component attributes> component_contents </component> |
表 5–2 に、コンポーネントの修正や拡張に使用できる XML タグを示します。
表 5–2 コンポーネントスキーマの XML タグ
スキーマタグ |
必須/任意 |
説明 |
---|---|---|
resourceList |
必須 |
コンポーネントを構成するリソースの一覧。 ユーザーインタフェースを使ってコンポーネントを定義した場合、この一覧には、コンポーネントに追加した個々のリソースが含まれる。 |
varList |
任意 |
コンポーネントの設定変数の一覧を含む。 各変数には、名前とデフォルト値 (任意) が割り当てられる。 |
installList |
必須。 |
インストール命令のブロックを含む installSteps タグを 1 つ以上含む。 デフォルトでは、単一のコマンドを含む installSteps ブロックを 1 つだけ含む。 deployAllResources |
uninstallList |
必須 |
コンポーネントのアンインストール (削除) 命令のブロックを含む uinstallSteps タグを 1 つ以上含む。 デフォルトでは、単一のコマンドを含む installSteps ブロックを 1 つだけ含む。 deployAllResources |
controlList |
任意 |
コンポーネントを制御するために呼び出される、より高度な手続き (起動、停止など) を 1 つ以上定義する。 |
snapShotList |
任意 |
スナップショットに含める内容を定義する。 スナップショットには、スナップショット名、このスナップショットに含まれるファイルの一覧、スナップショットの作成前または作成後に実行する操作 (コンソールコマンドなど) を割り当てることができる。 |
diff |
任意 |
スナップショットの作成時に除外する内容を定義する。 |
これらのタグの詳細については、『N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド』を参照してください。