N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

コンポーネント型: データソース名

DSN エントリは、データベース接続を確立するための ODBC 設定を表します。 この設定は、「Data Source Administrator」コントロールパネルから編集可能です。 実際の設定は、レジストリ内の特定の場所に格納されます。 したがって、「データソース名」リソース型は「レジストリキー」リソース型の上に構築されます。 DSN のインストール、エクスポート、アンインストールは、レジストリキーリソースハンドらの機能を直接利用して行われます。 「Data Source Administrator」コントロールパネルにより近い使用感を実現するため、DSN ブラウザにはレジストリブラウザがラップされています。

ブラウズ (Browsing)

表 5–25 データソース名のブラウズ操作

ルートパス 

2 つの DSN ルートの一覧: 

ユーザー 

システム 

区切り記号 

順序 

アルファベット順 

選択型 

「システム」と「ユーザー」のルートをダブルクリックすると、その下の DSN エントリが一覧表示される。 ここから、チェックインするエントリを 1 つ選択する 

サンプルパス 

User/Oracle8 

フィルタ 

なし 

エクスポートされたファイル形式と内部ファイル形式

エクスポートの際、ブラウザは、すべての DSN 設定を含むキーと、レジストリ階層内の同じレベルにある「ODBC Data Sources」キー内の同じ名前の値をエクスポートします。

アンインストール

DSN のアンインストールは、レジストリのアンインストールに基づいて行われます。事前に、削除対象のパスが、使用可能な DSN 設定を表示するために DSN GUI が使用するキーではなく、DSN 設定を含むキーであるという警告が表示されます。 このキーを削除する特別なロジックがあります。 このロジックのセマンティクスは、レジストリのアンインストールのセマンティクスとは若干異なりますが、実行ツールは同じです。

エラー条件

DSN システムコンポーネントは、レジストリシステムコンポーネントのインストールメソッドを直接呼び出します。 実装とエラー内容の詳細については、本書のレジストリキーの説明を参照してください。