DSN エントリは、データベース接続を確立するための ODBC 設定を表します。 この設定は、「Data Source Administrator」コントロールパネルから編集可能です。 実際の設定は、レジストリ内の特定の場所に格納されます。 したがって、「データソース名」リソース型は「レジストリキー」リソース型の上に構築されます。 DSN のインストール、エクスポート、アンインストールは、レジストリキーリソースハンドらの機能を直接利用して行われます。 「Data Source Administrator」コントロールパネルにより近い使用感を実現するため、DSN ブラウザにはレジストリブラウザがラップされています。
ルートパス |
2 つの DSN ルートの一覧: ユーザー システム |
区切り記号 |
/ |
順序 |
アルファベット順 |
選択型 |
「システム」と「ユーザー」のルートをダブルクリックすると、その下の DSN エントリが一覧表示される。 ここから、チェックインするエントリを 1 つ選択する |
サンプルパス |
User/Oracle8 |
フィルタ |
なし |
エクスポートの際、ブラウザは、すべての DSN 設定を含むキーと、レジストリ階層内の同じレベルにある「ODBC Data Sources」キー内の同じ名前の値をエクスポートします。
DSN のアンインストールは、レジストリのアンインストールに基づいて行われます。事前に、削除対象のパスが、使用可能な DSN 設定を表示するために DSN GUI が使用するキーではなく、DSN 設定を含むキーであるという警告が表示されます。 このキーを削除する特別なロジックがあります。 このロジックのセマンティクスは、レジストリのアンインストールのセマンティクスとは若干異なりますが、実行ツールは同じです。
DSN システムコンポーネントは、レジストリシステムコンポーネントのインストールメソッドを直接呼び出します。 実装とエラー内容の詳細については、本書のレジストリキーの説明を参照してください。