N1 Grid Service Provisioning System 5.0 プランとコンポーネントの開発者ガイド

セキュリティ保護されたセッション変数

セッション変数は名前、値、および secure フラグで構成されます。セッション変数名に関する制約は、ホストタイプ変数名の場合と同じです。secure フラグは、セキュリティを保護して値を格納するかどうかを指定します。

セキュリティを保護して値を格納する場合は、secure フラグを true (真) に設定します。この場合、セッション変数の値は *** で表示され、保存時には変数が暗号化されます。プランの実行時にこの値が使用された場合、この変数の値はプランの履歴に反映されません。この secure フラグは、パスワードなど、変数値が機密データの場合に使用します。セッション変数はデフォルトで、secure フラグを true に設定して作成されます。

セキュリティ保護された変数をデータベースに保存する場合は、暗号鍵として自分のパスワードを入力する必要があります。パスワードを間違って指定すると、パスワードの再入力が求められます。

入力したパスワードが認識されないと、エラーが発生します。システム管理者によってパスワードまたはログイン構成が変更されている場合などに、このよう状況が発生します。次の 2 つのオプションがあります。