Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (OS Provisioning Plug-In 2.0)

ProcedureLinux イメージサーバーを作成する

N1 SPS のブラウザインタフェースまたはコマンド行インターフェースから Linux イメージサーバーを作成できます。コマンド行からサーバーを作成するには、次のようなコマンドを入力します。


# cr_cli -cmd cdb.vs.add -comp NM:/com/sun/n1osp/untyped/LinuxServer \
-name "linuxserver" -u admin -p admin -vars "boot_server_tftp_root_directory=/tftpboot"
# cr_cli -cmd pe.p.run -u admin -p admin \
-PID NM:/com/sun/n1osp/untyped/LinuxServer-create \
-tar H:NM:bikickstart -comp + -vs linuxserver -pto 30 -nto 10

ブラウザインタフェースからサーバーを作成するには、次の手順に従います。

始める前に

kickstart ファイルは、/export/kickstart など、ターゲットホストが位置を特定できるように、NFS エクスポートディレクトリの Linux ブートおよびインストールサーバーに配置する必要があります。

手順
  1. プロビジョニングソフトウェアのページの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。

  2. 「OS Provisioning Common Tasks」ページの「Linux Image Servers」セクションで「Create」をクリックします。

  3. 「Plans Details」ページの「Run」をクリックします。

  4. このプランに使用する変数を選択します。

    • 既存の変数セットを使用するには、「Plan Parameters」テーブルの「LinuxServer」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから名前を選択します。

    • 新しい変数セットを作成するには、「Plan Parameters」テーブルの「LinuxServer」コンポーネント行で「Select from List」をクリックします。

      1. 「Create Set」をクリックします。

      2. 変数セットの名前を入力します。

      3. 必要に応じて、boot_server_tftp_root_directory 変数を、Linux パッケージをインストールする位置に変更します。

        デフォルトでは、パスは /tftpboot です。

      4. 必要に応じて、linuxHost 変数を、コマンド行インタフェースの位置に変更します。

        デフォルトでは、仮想 Linux ホスト名は、-linux が追加されたターゲットホストのホスト名に設定されています。


        注意 – 注意 –

        installPath 変数は変更しないでください。


      5. 変数セットを保存します。

      6. 「Plan Parameters」テーブルの「LinuxServer」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから、直前に保存した変数セットを選択します。

  5. Linux イメージサーバーを作成するホストを選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  7. イメージサーバーが正常に作成されたことを確認するには、プロビジョニングサーバーのウィンドウの左側にある「Hosts」リンクをクリックします。

    -linux が付加された仮想ホストの名前が表示されます。たとえば、ホスト bikickstart にインストールした場合、仮想ホストは bikickstart-linux です。