プロビジョニングソフトウェアのリモートエージェント (RA) をインストールする場合は、RA が root として実行されるように設定してください。Oracle のインストールでは通常、ユーザーとして oracle が使用されますが、インストールプロセスで生成されるスクリプトの中には root として実行されるものがあります。
Linux システムでは、次のセマフォーと共有メモリーの設定が使用されます。
kernel.shmmax = 1073741824 kernel.shmall = 536870912 kernel.sem = 250 32000 100 128 net.ipv4.ip_local_port_range = 32768 65000 |
これらの値はインストール時に設定されます。したがって、ユーザーが設定する必要はありません。
kernel.shmmax の実際の値は、ターゲットホストのメモリー量によって異なります。この値は、OraSpt プランによってその実行時に動的に調整されます。
Solaris システムの場合も、前述の Linux システム用の設定に似たと共有メモリーの設定を行う必要があります。これらの値の設定は、Oracle データベースソフトウェアをインストールする前に行う必要があります。詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
Solaris SPARC システムで Oracle 9i を実行する場合は、SunSolve web site から 3 つの Solaris パッチをダウンロードし、システムにインストールする必要があります。
112785-45
112963-17
113096-03
パッチリストは、このドキュメントのリリース時点から変更されている可能性があります。Solaris システム上の Oracle に適用される最新パッチについては、Oracle web site と SunSolve を確認してください。