Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (Oracle Database Plug-In 2.0)

環境に合わせてソリューションをカスタマイズ

リモートエージェントに関する要件

プロビジョニングソフトウェアのリモートエージェント (RA) をインストールする場合は、RA が root として実行されるように設定してください。Oracle のインストールでは通常、ユーザーとして oracle が使用されますが、インストールプロセスで生成されるスクリプトの中には root として実行されるものがあります。

Linux システム用の共有メモリーとセマフォーの設定

Linux システムでは、次のセマフォーと共有メモリーの設定が使用されます。


kernel.shmmax = 1073741824
kernel.shmall = 536870912
kernel.sem = 250 32000 100 128
net.ipv4.ip_local_port_range = 32768 65000

注 –

これらの値はインストール時に設定されます。したがって、ユーザーが設定する必要はありません。

kernel.shmmax の実際の値は、ターゲットホストのメモリー量によって異なります。この値は、OraSpt プランによってその実行時に動的に調整されます。


Solaris システム用の共有メモリーとセマフォーの設定

Solaris システムの場合も、前述の Linux システム用の設定に似たと共有メモリーの設定を行う必要があります。これらの値の設定は、Oracle データベースソフトウェアをインストールする前に行う必要があります。詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。

SPARC で動作する Oracle 9i 用の Solaris パッチ

Solaris SPARC システムで Oracle 9i を実行する場合は、SunSolve web site から 3 つの Solaris パッチをダウンロードし、システムにインストールする必要があります。


注 –

パッチリストは、このドキュメントのリリース時点から変更されている可能性があります。Solaris システム上の Oracle に適用される最新パッチについては、Oracle web site と SunSolve を確認してください。