Sun N1 Service Provisioning System 5.1 インストールガイド

アプリケーションのユーザー所有権

インストールでは、インストールするアプリケーションを所有するユーザーとグループを選択するようにメッセージが表示されます。アプリケーションが SSH を使用して通信を行うように構成する場合は、同じユーザーでマスターサーバー、ローカルディストリビュータ、リモートエージェントをインストールしてください。

スーパーユーザー (root) は、マスターサーバーの所有者にはなれません。マスターサーバーは、マスターサーバーを所有するユーザーでインストールするか、あるいはスーパーユーザー (root) でこのアプリケーションをインストールします。どのユーザーがマスターサーバーを所有するかを尋ねるメッセージが表示される時点で、所有するユーザーを指定することもできます。


注 –

マスターサーバーまたは CLI Client を Solaris サーバーにインストールする場合は、root でログインする必要があります。


リモートエージェントがその稼働マシン上で root 権限を持つようにする場合は、インストールプログラムをスーパーユーザー (root) で実行する必要があります。リモートエージェントの所有者にスーパーユーザー (root) 以外のユーザーを指定できますが、その稼働マシン上でリモートエージェントに root 権限を持たせるときは、インストールプログラムをスーパーユーザー (root) で起動してください。