Linux および UNIX サーバーにインストールする場合は、JRE をインストールするか、あるいは有効な JRE のパスを指定するようにメッセージが表示されます。Windows システムにインストールする場合は、メッセージは表示されずに自動的に JRE がインストールされます。
Solaris 10 サーバーでは、すでに /usr/j2se にインストールされている JRE v1.4.2 を使用するようメッセージが表示されます。新しいバージョンをインストールせずに、このバージョンの JRE を使用することも選択できます。
Red Hat Linux または SUSE Linux サーバーにインストールする場合は、インストールスクリプトによってマシンが検索され、デフォルトの場所に JRE インスタンスがないか確認されます。
デフォルトの場所に JRE がインストールされていない場合は、JRE をインストールする必要があります。
デフォルトの場所に JRE が見つかった場合は、JRE をインストールし直すかどうかを選択できます。
Solaris OS、IBM AIX、または HP-UX サーバーにインストールする場合で、JRE をインストールしないことを選択したときは、有効な JRE のパスの指定を求めるメッセージが表示されます。インストールスクリプトは、その JRE がサポートされているバージョンかどうかを確認します。
その JRE がサポートされているバージョンよりも高いバージョンの場合は、その JRE がサポートされていないことを知らせる警告と、継続するかどうかを訪ねるメッセージが表示されます。
N1 Service Provisioning System 5.1 でサポートされている JRE バージョンを指定した場合、インストールスクリプトは JRE_HOME 変数をその JRE に設定します。インストールスクリプトは、JRE ディレクトリを指すシンボリックリンク N1SPS5.1-home/common/jre も作成します。N1SPS5.1-home は、N1 Service Provisioning System 5.1 のホームディレクトリです。シンボリックリンクを作成することによって N1 Service Provisioning System 5.1 アプリケーションは、ほかのアプリケーションが依存している可能性のある JRE の場所を変更することなく JRE を使用します。
バンドル版の JRE は、各マシンに 1 度だけインストールします。たとえば、マスターサーバー、ローカルディストリビュータ、CLI Client を同じマシンにインストールする場合、マスターサーバーと共に JRE をインストールし、ローカルディストリビュータと CLI Client のインストールでは JRE をインストールしないようにします。