Sun N1 Service Provisioning System 5.2 プラグイン開発ガイド

バージョン管理に関する考慮事項

N1 SPS ソフトウェアでは、プランとコンポーネントのバージョンを取得できます。プラグイン内のプランやコンポーネントを変更し、これらのオブジェクトを N1 SPS 環境にチェックインすると、オブジェクトに新しいバージョン番号が割り当てられます。プラグイン配備の一環として、プラグインのプランとコンポーネントの最新バージョンを使用するか、旧バージョンを使用するかを選択できます。

プラグインで、タイプと名前がシステム内の既存のオブジェクトと同じであるバージョン管理対象オブジェクトを作成しようとすると、オブジェクトの新バージョンが作成されます。プラグイン定義で、このオブジェクトのメジャーバージョンを増分すると明示的に定義していない場合は、オブジェクトのマイナーバージョンが増分されます。

名前の重複を避けるため、プラグインではコンポーネントやプランなどのバージョン管理対象オブジェクトを、ほかのプラグインによって作成されたディレクトリに配置できません。

次のオブジェクトはバージョン管理されません。

プラグインで、タイプと名前が既存のオブジェクトと同じであるバージョン管理対象外のオブジェクトを作成しようとすると、名前の重複を避けるため、オブジェクト名の前にプラグイン名が付加されます。