Sun N1 SPS 5.2 リリースでは、変数セットの編集と管理用のブラウザインタフェースが次のように改善されています。
変数セットの一覧の表示 - コンポーネントの変数セットが以前のようなフラット表示ではなく、一覧表示されるようになり、ナビゲートや編集が容易になりました。この改善によって多数のページをスクロールする必要がなくなりました。
変数セットのファイルからのインポートとファイルへのエクスポート - コンポーネントの変数と値を定義したファイルから変数セットをインポートすることで、コンポーネントの変数セットを簡単に更新できるようになりました。また、変数セットをファイルにエクスポートすることで、その変数セットをほかのコンポーネントに使用することもできます。「Variable Settings Edit」画面からアクセスできる新しい「Import From File」と「Download」の各操作を使用して、変数セットをファイルからインポートするか、ファイルにエクスポートできます。
変数セットの複製 - デフォルトの変数セットとは異なる変数セットのコピーを作成し、このカスタムコピーを Sun N1 SPS 環境内のほかのオブジェクトと共有できるようになりました。「Component Variable Settings」ページの「Create Copy」リンクを使用して、現在の変数セットを複製し、変数セットの変数の値と名前を編集できます。その後、「Variable Set」ドロップダウンメニューからこのコピーを選択することで、変数セットのこのカスタムコピーをほかのオブジェクトに再利用できます。
これらの改善点については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 プランとコンポーネントの開発者ガイド』および『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』を参照してください。