Java Desktop System 2003 インストールガイド

デュアルブート

Java Desktop System のインストール時に PC 上にデュアルブートを設定することができます。

出荷時のほとんどの Windows インストールはハードディスク上の容量をすべて占有しているため、Linux 用の空き容量は残されていません。したがって、 Java Desktop System インストール構成プログラムは Linux オペレーティングシステムをインストールするパーティションを作成します。

各オペレーティングシステムは独自のファイルシステムを持っており、別のオペレーティングシステムがそのファイルシステムを読みとれないことがよくあります。 Java Desktop System インストール構成プログラムは Windows が使用する FAT32 ファイルシステムを読みとることができます。

Linux はそれ自身のパーティションを必要とし、また Windows はパーティションのサイズを変更することができないため、インストール構成プログラムはハードディスクを調べ、適切なパーティション設定を推奨します。

構成プログラムはインストールを続ける前に、推奨値にもとづいたパーティションサイズにするため推奨値をそのまま使用するように選択する画面を提供します。


注 –

既存の Windows が NTFS ファイルシステムをサポートする場合、独自のパーティションを作成することができます。Java Desktop System インストール構成プログラムはこの場合、パーティションのサイズの変更を許さないため、既存のパーティションの置換を提案します。ただし、現在の Windows パーティションをそのまま残すには、パーティションのサイズを変更するサードパーティのアプリケーションを使用することができます。


デュアルブートシステムを作成するには、次の点を考慮してください。