送信電子メールの構成情報は、Evolution Setup Assistant
の「Sending Mail」ページに入力します。Evolution
では、いくつかの方法で電子メールを送信できます。電子メールの送信に使用するサーバの種類を「Server Type」ドロップダウンリストから選択します。次のオプションのいずれかを選択します。
「SMTP」: SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) を使用して、メッセージをサーバに転送します。サーバがメッセージを送信します。
「Sendmail」:sendmail プログラムを使用して、自分のシステムから電子メールを送信します。
「Microsoft Exchange」:Microsoft Exchange サーバを使用します。このサーバは、いくつかのプロトコルを使用して、電子メールを送信します。このオプションは、Microsoft Exchange 用の Ximian Connector を購入している場合にのみ利用できます。
「Server Type」ドロップダウンリストからオプションを選択すると、追加のダイアログ要素が「Sending Mail」ページに表示されます。選択したオプションに応じて、ページに表示される追加要素が異なります。表 2–4に、構成可能な送信電子メール設定を示します。
送信電子メールの構成情報の入力を完了したら、「Forward」ボタンをクリックします。
表 2–4 送信電子メールの設定
要素 |
説明 |
---|---|
「Host」 |
このフィールドには、メールサーバの DNS 名または IP アドレスを入力します。 「SMTP」、「Microsoft Exchange」オプションを選択した場合のみ。 |
Server requires authentication |
電子メールを送信するためにログインすると、サーバが認証を求めるようにする場合は、このオプションを選択します。確認 「SMTP」オプションを選択した場合のみ。 |
「Authentication Type」 |
アカウントに使用する認証タイプを選択します。 「SMTP」オプションを選択した場合のみ。 |
「Check for supported types」 |
サーバがサポートする認証タイプを確認する場合は、このボタンをクリックします。サーバがサポートする認証タイプは、「Authentication Type」ドロップダウンリストに追加されます。 「SMTP」オプションを選択した場合のみ。 |
「ユーザー名」 |
このフィールドには、メールサーバ上のアカウントのユーザ名を入力します。 「SMTP」オプションを選択した場合のみ。 |
「Remember this password」 |
メールサーバに接続するたびにパスワードを入力せずに、直接接続したい場合は、このオプションを選択します。 「SMTP」オプションを選択した場合のみ。 |