GNOME 2.2 ユーザーズガイド (Linux 版)

基本設定

表 10–6 に、変更可能なキーボードの基本アクセシビリティ設定を示します。

表 10–6 キーボードのアクセシビリティ設定

オプション 

機能 

「Enable keyboard accessibility features」

キーボードのアクセシビリティ機能を有効にする。このオプションを選択すると、設定ツールのほかのオプションも利用可能になる 

「未使用の場合は無効にする時間」

一定時間キーボードが使用されないと、キーボードアクセシビリティ設定を無効にする。スライダを使用して、キーボードアクセシビリティ設定が無効になるまでのキーボードのアイドル時間を秒数で指定する。指定した秒数が経過すると、以下のキーボードアクセシビリティ設定が無効になる 

  • バウンスキー

  • マウスキー

  • スローキー

  • スティッキキー

  • トグルキー

「キーボードで機能を変更したらビープ音を鳴らす」

スティッキキーまたはスローキーなどの機能が有効または無効になると、音で示す 

「設定の取り込み」

このボタンをクリックすると、AccessX構成ファイルをインポートする

「スティッキキーを有効」

順にキーを押したとき、複数のキーを同時に押す操作を実行する。以下のスティッキキー設定を指定できる  

  • 「修飾キーが押されたときにビープ音を鳴らす」: 修飾キーを押したときに、音によって示す

  • 「Disable if two keys pressed together」:2 つのキーを同時に押した場合に、順にキーを押したときの複数のキーを同時に押す操作を無効にする

「キーの繰り返し」

キーボードの自動リピート設定を有効にする 

  • 「Delay」:最初にキーを押したあと、押したキーの自動繰り返しが行われるまでの間隔を指定する

  • 「スピード」:毎秒間の入力文字数を指定する

「設定内容の確認」

テスト入力領域は、入力したときに、キーボード設定がディスプレイにどのように影響するかがわかる対話型のインターフェイス。テスト入力領域にテキストを入力して、設定の影響を確認する 

キーボードアクセシビリティ設定の詳細については、『GNOME 2.2 Desktop Accessibility Guide』を参照してください。