Java Desktop System 2003 ご使用にあたって

Java Desktop System 2003 ご使用にあたって

Java Desktop System 2003 は、その大部分がオープンソースソフトウェアをベースに作成された、デスクトップソリューションを提供します。

本書に記載されている内容は、次のとおりです。

本書の最新のバージョンについては、http://docs.sun.com を参照してください。

既知の問題点

以下の表は、このリリースの Java Desktop System における既知の問題点と回避策を示しています。

トピック 

既知の問題点 

 アプリケーション
  • システムのリブート後、Java Desktop System にログインするとき、パネルがクラッシュして即座に再起動する可能性があります。

  • Solaris™ オペレーティング環境用の GNOME 2.2 デスクトップのホームアカウントで設定されたユーザー環境設定は、Java Desktop System 上の GNOME 2.2 デスクトップと完全に互換ではない可能性があります。

  • ネットワーク接続にモデムを使用しており、ダイアルアップ PPP 接続を必要とする場合は、Linux PPP ダイアラーコマンドユーティリティの wvdial を使用してください。

  • ドキュメントを所有するアプリケーションが URL で渡されたファイル名引数を処理できない場合に、NFS または Samba でマウントされたディレクトリからそのドキュメントを開こうとするとファイルマネージャはエラーを表示します。

    たとえば、StarSuite™、OpenOffice、vi、acroread、および ggv などのアプリケーションは URL を処理できないため、これらのアプリケーションで NFS ファイルを開こうとするとファイルマネージャはエラーを表示します。

    同様の問題が Samba (SMB) でマウントされたディレクトリ上のファイルでも発生します。このようなファイルを開くには、まず、Samba または NFS ディレクトリ以外のローカルディレクトリにファイルをコピーしてください。

  • サウンドレコーダ に関する問題

    • 新しい .wav ファイルを録音するとき、スライドバーとタイムカウンタが動作しません。録音が行われていることを示す表示もありません。

    • サウンドレコーダ の同じインスタンスでは、.wav ファイルを複数回再生できません。回避策としては、サウンドレコーダの別のインスタンスを開いて、.wav ファイルを再生してください。

  • Sun Ray™ クライアントまたは Solaris マシンから Java Desktop System にログインした場合、キーボードで L キーを押すたびに、バックスペースが挿入されます。次の 2 つの回避策があります。

    • Java Desktop System にログインした後で、xmodmap コマンドを使用して L キーを再定義します。

    • Java Desktop Systemroot としてログインし、/etc/X11/Xmodmap ファイルを削除します。

アプリケーション (続き) 

  • 一部の Red Hat Package Managers (RPM) は、マシンにインストールされている Linux リリースを認識しない可能性があります。これらの RPM ファイルをシステムにインストールしようとすると、インストールに失敗する可能性があります。RPM ファイルをシステムに正常にインストールするためには、特定の Linux のバージョンが /etc/SuSE-release に記載されている必要があります。回避策として、Linux のバージョンを RPM が認識するバージョンに変更します。たとえば、SuSE Linux 8.1 (i386) Version=8.1 にしてください。

 時計の設定
  • 時計アプレットはシステムクロックから時刻を取得し、その後、ハードウェアクロックから時刻を取得します。しかし、パソコンをシャットダウンすると、ハードウェアクロックはシステムクロックと時刻の同期をとることができません。

    システムクロックの時刻を変更するには、端末で root になり、date コマンドを実行します。date コマンドを使用してシステムクロックの時刻を設定した場合、その時刻はハードウェアクロックには設定されません。システムをリブートするたびに時計アプレットに表示される時刻は、前に date コマンドを使用して何を設定したかに関係なく、ハードウェアクロックで設定された時刻になります。ハードウェアクロックの時刻が間違っている場合は、システムをリブートするたびに時計アプレットにも間違った時刻が表示されます。

    ハードウェアクロックの時刻を変更するには、次のようにします。

    • BIOS 設定画面に入って、時刻を直接変更します。

    • /sbin/hwclock ユーティリティを使用して、時刻を変更します (ただし、このユーティリティはサポート対象外です)。

    Java Desktop System での時刻設定の詳細については、時刻の設定方法を参照してください。

  • YaST2 設定ツールでは、次の方法でシステムクロックのタイムゾーンを設定できます。

    1. YaST2 を起動します。

    2. 左区画で「System」をクリックします。

    3. 右区画で「時間帯の選択」をクリックします。

    この手順を実行すると、画面下のメニューから GMT を示す「世界協定時間 (UTC)」と「地方時間」を選択できます。「世界協定時間 (UTC)」を選択した場合、「地方時間」が「ヨーロッパ/英国」に設定されている場合には、相違が生じます。この場合、システムクロックの時刻は、常に地方時間より 1 時間前に設定されます。

ヘルプ 

  • このリリースの Java Desktop System には、GNOME フリーソフトウェアコミュニティから入手したヘルプマニュアルを持つアプリケーションが含まれています。Sun Microsystems は、これらのヘルプマニュアルの完全性や正確性については責任を持ちません。

各国語化 

  • このリリースの Java Desktop System には各言語版のアプリケーションが数多く含まれていますが、これらは GNOME コミュニティが開発したものをそのまま使用しています。Sun Microsystems は、これらの各言語版アプリケーションの完全性や正確性については責任を持ちません。

  • 日本語 IME、かんな (canna) および kinput2 を必要とする単語を変換するときに、 変換した単語の色を前編集領域で反転させることはできません。

  • Evolution には、作成中のメールの文字セットを設定するためのオプションがあります。このオプションにアクセスするには、「ツール」->「設定」-> 「コンポーザの設定」->「一般」を選択します。

    選択した文字セットは、作成中のメール内のテキストの本文にのみ適用されます。文字セットは、「件名」フィールドや、添付ファイルのファイル名には適用されません。Evolution は、「件名」フィールドと添付ファイルのファイル名に対して、異なるコードセット検出メカニズムを使用します。

    たとえば、「コンポーザの設定」文字セットを UTF-8 に設定し、ISO-8859-1 文字セットを使用してメールを送信した場合、「件名」フィールドは ISO-8859-1 文字セットに設定され、メールテキストの本文は UTF-8 エンコーディングに設定されます。一般的なメールクライアントのほとんどは、ISO-8859-1 や ISO-8859-15 などのエンコーディングを扱えず、「件名」フィールドに表示されるテキストが文字化けします。

    回避策として、MIME 文字セットをすべて認識できるメールクライアントを使用してください。

  • 日本語のロケールでは、Evolution は、デフォルトで UTF-8 形式でメールを送信します。日本語のロケールで ISO-2022-JP 形式のメールを送信するには、「ツール」-> 「設定」->「コンポーザの設定」->「一般」で、文字セットを ISO-2022–JP に変更する必要があります。

各国語化 (続き) 

  • GNOME デスクトップ ユーザーインタフェースメッセージのほとんどは、香港ロケールでは翻訳されていません。 たとえば、Big5HKSCSUTF-8 ユーザーインタフェースメッセージは両方とも英語で表示されます。zh_HK.big5hkscs ロケールにログインして、GNOME テキストエディタを起動すると、すべてのメニュー項目は英語で表示されます。

    回避策として、/usr/share/locale/zh_HK ディレクトリを /usr/share/locale/zh_TW ディレクトリのシンボリックリンクに変更してください。次の手順を実行します。

    1. root としてログインします。

    2. 次のコマンドを入力します。

      cd /usr/share/locale

      /usr/bin/rm -rf zh_HK

      ln -s zh_TW zh_HK

  • 日本語ロケールでは、gdk+ の「ファイルを開く」ダイアログが現在の文字コードでファイル名を表示できません。また、 Nautilus では、現在の文字コードでファイル名を入力できません。回避策として、次の手順を実行してください。

    1. ja_JP.eucJPja_JP.SJIS に対して G_BROKEN_FILENAMES=1 を設定します。

    2. アプリケーションを再起動します。

  • 日本語 IME では、Evolution のメール 「メッセージを作成します」の本文に日本語文字セットを正しく入力できない場合があります。 回避策として、文字化けしているテキストを削除して、再度入力してください。

  • 日本語テキスト文字列を日本語 IME で変換する場合、Evolution は、そのテキストの色を前編集領域で反転させることができません。

  • Java Desktop System をインストールするときにインストール言語として「English」を選択した場合、簡体中文および繁体中文パッケージはデフォルトでインストールされません。 特定の言語パッケージをインストールする場合、インストール作業中に、適切な言語を「言語の選択」ダイアログから選択する必要があります。

  • Nautilus を使用して、NFS または Samba などのネットワークファイルシステムに日本語のファイル名をドラッグ&ドロップでコピーすると、ファイル名は文字化けします。この問題は、ja_JP.eucJP および ja_JP.SJIS などの非 UTF-8 ロケールで発生します。どのロケールでも、ドラッグ&ドロップで作成したファイルは、Nautilus ウィンドウで削除することはできません。回避策として、端末ウィンドウを使用して、ファイルをコピーまたは削除してください。

各国語化 (続き) 

  • Java Desktop System をインストールしたあと、デフォルト言語は locale.UTF-8 ではなく locale@euro に設定されます。たとえば、システムプロンプトで locale コマンドを入力すると、Java Desktop System のイタリア語版は it_IT@EURO を返します。

    したがって、Mozilla を開くと、Mozilla アプリケーションのイタリア語版は表示されません。また、StarSuite は拡張文字を含む構成キー文字またはファイル名を表示しません。

    回避策として、次の手順を実行してください。

    1. Java Desktop System からログアウトします。

    2. イタリア語オプションを選択します。

    3. Java Desktop System にログインします。

    この操作により、ロケールは it_IT_UTF-8 に設定されます。 Mozilla はイタリア語版が表示され、StarSuite は拡張文字を正しく表示します。また、構成キーのシーケンスは正しく動作します。

  • RPM を CD からマルチユーザーモードでインストールすると、システムは CD を自動的に排出しません。eject cdrom コマンドを入力して、CD を取り出します。

  • Java Desktop System 構成ユーティリティ YaST2 は、Java Desktop System のインストールを行なったロケール以外では、各国語化されていないように見えます。ほかのロケールでも YaST2 が対応する言語で表示されるようにするには、追加の言語パッケージをインストールする必要があります。次の手順を実行します。

    1. システムプロンプトで、yast2 コマンドを入力します。

    2. 「ソフトウェア」を選択します。

    3. 「ソフトウェアのインストール/削除」を選択します。

    4. 「フィルター」ドロップダウンリストから「検索」を選択します。

    5. 「検索」フィールドに yast2–trans と入力して、「検索」ボタンをクリックします。

    6. リストから希望する言語パッケージを選択し、「了解」をクリックします。

Mozilla
  • Mozilla の実行中にシステムがクラッシュ、あるいは間違ってシャットダウンした場合、Mozilla はプロファイルロックファイルをクリアできません。システムをリブートして、Mozilla を起動した後、次のような警告を示すダイアログが表示されます。

    Mozilla cannot use the profile because it is in use. (Mozilla はそのプロファイルを使用できません。原因: そのプロファイルはすでに使用されています。)Please choose another profile or create a new one. (別のプロファイルを選択するか、新しいプロファイルを作成してください。)

    回避策として、ファイル $HOME/.mozilla/<profilename>/<random>/lock を手動で削除してください。

  • Linux パッケージファイル (.rpm) への Web ページリンクをクリックすると、Mozilla がクラッシュします。Mozilla はすべての .rpm ファイルを RealPlayer メディアとして登録しています。 RealPlayer プラグインは無効な .rpm ファイルを正しく処理できないため、Linux パッケージファイルを直接クリックすると、Mozilla がクラッシュします。回避策として、.rpm リンクを右クリックしてメニューから「Save Link Target As...」を選択してください。

  • ポート 2628 がファイアウォールによって許可されていない限り、ファイアウォール経由で gdict サーバーに接続することはできません。

  • Pentium 4 などのハイパースレッド対応のプロセッサを使用している場合は、カーネルモジュールのコンパイル時にバージョン不整合のエラーが発生することがあります。この不整合を修正するには、次の手順を実行します。

    1. 次のファイルを編集します: /usr/src/linux-2.4.19.SuSE/linux/version.h

    2. #define UTS_RELEASE "2.4.19-4GB" #define UTS_RELEASE "2.4.19-64GB-SMP" に変更します。

  • Blueprint Beta のテーマは、評価用のみです。Blueprint Beta のテーマは通常の環境で使用しないでください。このテーマには既知のバグがあり、サポートされていません。Blueprint Beta のテーマを評価する場合は、「表示」->「Apply Theme」->「Blueprint Beta」を選択します。

  • ほかのアプリケーションから Mozilla にテキストをコピーする場合、正しくテキストを貼り付けるには、Ctrl + V キーを一度押して、キーを即座に放します。テキストを貼り付けたあと即座に Ctrl + V キーを放さないと、Mozilla はクラッシュします。

  • 発色数を 256 色 (8 ビット) に設定した場合、テキストは Flash 6 では表示されません。 回避策として、発色数を 16 ビット以上に設定してください。

  • Mozilla でシステムプロキシ設定を使用する場合、「Launch」->「設定」-> 「インターネット」設定で 「socks host」を設定しないでください。 Mozilla メールは、socks サーバー経由でインターネットメールサーバーに接続できません。

ネットワークプレイス 

ネットワークプレイスを追加した場合、Network Places ウィンドウに新しいネットワークプレイスを表示させるには、ログアウトしたあと再び Java Desktop System にログインする必要があります。

 プリンタ
  • YaST2 を使用すると Java Desktop System にプリンタを追加または変更できます。しかし、Evolutiongedit などの GNOME アプリケーションでは、印刷キューとの統合が完全には実装されていません。プリンタ設定を変更して新しいプリンタを追加するには、「Launch」->「設定」->「プリンタ」を選択します。

  • Samba プリンタを設定するときには、SMB 印刷キュー用のユーザー名とパスワードを入力する必要があります。ユーザー名とパスワードは暗号化されずに /usr/cups/printers.conf ファイルに格納されます。 このファイルは、 root の読み取り専用ですが、root のアクセス権を所有する人であれば、このファイルに格納されているユーザー名とパスワードを読み取ることができます。

    セキュリティ問題のリスクを減らすために、SMB 印刷キューにアクセスするときに使用するユーザー名とパスワードは、印刷キュー専用のものにしてください。こうすることによって、セキュリティ問題のリスクを「承認されていないユーザーが SMB プリンタを使用するかもしれない」ということだけに限定できます。

Ximian Evolution 1.4
  • PalmOS デバイスと Pilot アプリケーションの同期を構成するには、gpilotd デーモンが起動されており正しく動作していることを確認する必要があります。「パイロットの設定」ダイアログを開いて、gpilotd デーモンを起動します。gpilotd デーモンが動作しているかどうかを確認するには、Pilot アプレットをパネルに追加して、gpilotd デーモンの活動を表示します。

    Pilot の設定についての詳細と、Evolution に関するよくある質問とその回答については、Ximian Evolution 1.4 に関するよくある質問 (FAQ)を参照してください。

  • PalmOS デバイスと Java Enterprise System サーバーを同期する前に、EvolutionJava Enterprise System フォルダをクリックしてください。PalmOS デバイスと Java Enterprise System フォルダを同期させるには、Java Enterprise System フォルダをデフォルトフォルダとして設定する必要があります。PalmOS デバイスの「hotsync」ボタンをクリックする前に、Java Enterprise System フォルダをクリックしてください。このようにしないと、同期中に Evolution が正しく動作しない可能性があります。

  • 「タスク」フォルダにタスクが何もないと、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」コマンドは無効化されます。「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」コマンドを有効にするには、タスクを作成し、タスクリストでタスクを強調表示する必要があります。

  • Evolution は、Ctrl + V キーを押しても、「メッセージを作成します」の「件名」フィールドの内容を貼り付けません。回避策として、Shift + Insert キーを使用し「件名」フィールドの内容を貼り付けてください。

  • Java Enterprise System アカウントでは、Evolution GUI を使用して繰り返しのインスタンスを変更または削除することはできません。現在、Java Enterprise System カレンダサーバーは、既存の繰り返しに対するインスタンスの削除または変更をサポートしていません。イベントを繰り返しに変更したあと、そのイベントを繰り返しでない状態に戻すことはできません。

Ximian Evolution 1.4 (続き)
  • タイムゾーンに関する問題

    • Java Enterprise System サーバーのタイムゾーン

      このタイムゾーンを設定するには、Web GUI の Calendar Express を開いて「オプション」->「設定」->「タイムゾーン」を選択します。

    • システムのタイムゾーン

      このタイムゾーンを設定するには、YaST2 を起動して左区画で「System」をクリックし、次に右区画で「時間帯の選択」をクリックします。

    • Evolution のタイムゾーン

      最初のユーザーは、Evolution Setup Assistant を使用してタイムゾーンを設定できます。 タイムゾーンは、「ツール」->「設定」->「カレンダとタスク」->「一般」->「タイムゾーン」を選択して変更することもできます。

    Evolution が正しく機能するためには、タイムゾーンは相互に一致していなければなりません。

    Evolution のオプションのタイムゾーンと、Java Enterprise System カレンダサーバーのオプションのタイムゾーンは同じではありません。Evolution のみに存在するタイムゾーンを扱うときに、タイムゾーンの相違により問題が生じることがあります。

    たとえば、 「アジア/ウルムチ」タイムゾーンは、 Evolution では利用できますが、Java Enterprise System カレンダサーバーでは利用できません。新しい予定を「アジア/ウルムチ」タイムゾーンで作成した場合、EvolutionJava Enterprise System カレンダサーバー上でデフォルトとして設定されているタイムゾーンで予定を保存します。

  • ローカルフォルダでは、カレンダはローカルフォルダ内のタスクを表示します。Java Enterprise System フォルダでは、Personal Calendar は、「設定」でデフォルトのタスクフォルダとして設定されているタスクフォルダを表示します。 「設定」のデフォルトのタスクフォルダを変更するには、Evolution を再起動して変更を有効にする必要があります。

  • 繰り返しする予定のためのプレビュー区画は、ローカルカレンダフォルダと Java Enterprise System カレンダフォルダとでは動作が異なります。ローカルフォルダの場合、単純な繰り返し予定を開いて繰り返しタブに移動します。このタブのプレビュー区画が有効になります。Java Enterprise System フォルダの場合、ローカルカレンダの繰り返し内の単一インスタンスを編集することはできないため、繰り返し予定のプレビュー区画は無効になります。

Ximian Evolution 1.4 (続き)

  • 現在、Java Enterprise System カレンダでは、1 つのイベントに対して 1 つのリマインダしかサポートされません。ただし、ローカルカレンダについては、1 つのイベントに対して複数のリマインダを追加できます。

  • PGP/GPG キーでメールに署名する場合、次のようなエラーが発生する可能性があります。

    Failed to GPG sign: Broken pipe

    gpg:'<KEY>' をスキップ: 秘密鍵が得られません

    gpg: signing failed:秘密鍵が得られません

    このエラーを回避するには、次の手順を実行します。

    1. $HOME/.gnupg/gpg.conf を開きます。

    2. use-agent 行をコメントにします。

Java Desktop System 2003 のマニュアル

Java Desktop System のマニュアルの PDF および HTML バージョンは、次の場所にあります。

各言語版のユーザーマニュアルへのアクセス

各言語版の『GNOME ユーザーズガイド』および『クイックスタート・ユーザーズガイド』のほとんどは、GNOME ヘルプブラウザに表示されません。ユーザーマニュアルの各言語版は付属の Documentation CD または http://docs.sun.com から表示できます。

Documentation CD から各言語版のユーザーマニュアルを表示するには、次の手順を実行します。

http://docs.sun.com から各言語版のユーザーマニュアルを表示するには、次の手順を実行します。

時刻の設定方法

以下の手順は、Java Desktop System での時刻の設定方法について説明しています。

  1. root としてログインします。

  2. 「Launch」->「設定」-> 「System」を選択して、「タイムゾーン」をクリックします。

  3. 「root のパスワード」ダイアログに root のパスワードを入力します。

  4. 自分の地域のタイムゾーンを選択します。

  5. ハードウェアクロックを地方時間に設定するか、世界協定時間 (UTC) に設定するかを選択します。 世界協定時間 (UTC) を選択した場合、夏時間 (Daylight Savings Time) はその地域に合わせて調整されます。サポートされていない別のオペレーティングシステムとのデュアルブートでシステムを設定している場合、ハードウェアクロックは地方時間に設定するようにしてください。

  6. 時刻は次の方法で設定します。

    1. 「Launch」->「アプリケーション」->「システム」-> 「端末」を選択します。

    2. su コマンドを使用して、root としてログインします。

    3. date - s コマンドを使用して、日付文字列を入力します。

      日付文字列とは、C ロケールでの date コマンドの出力形式の文字列です。例:

      date -s Wed Oct 29 16:11:16 GMT 2003

      NTP (Network Time Protocol) サーバーにアクセスできる場合は、次の例で示すように ntpdate コマンドを使用してタイムゾーンを設定し、時計を同期させます。

      ntpdate -b sunswiss.swiss.sun.com

    4. 次のコマンドを使用して、ハードウェアクロックと UNIX クロックを同期させます。

      hwclock --systohc

YaST2 オンラインアップデート

この節では、YaST2 オンラインアップデートを使用して、アップデートサーバーから Java Desktop System のパッチとアップデートをダウンロードする方法について説明します。

アップデートサーバーのプロキシ構成

次の手順は、YaST2 オンラインアップデートのプロキシ構成の実行方法について説明しています。この手順を実行するには、root のアクセス権が必要です。

  1. 「Launch」->「設定」->「System」を選択します。

  2. 「ネットワーク設定」をダブルクリックし、「ネットワークプロクシ」をダブルクリックして、「プロキシの設定」ダイアログを表示します。

  3. オンラインの指示に従って、必要なプロキシ構成の詳細を入力します。

  4. 「完了」をクリックします。

  5. ログアウトし再びログインして、これらの設定を有効にします。

典型的な http プロキシ設定は、http://<proxy_name> :port です。たとえば、 http://proxy_provider.com:3128 です。

アップデートサーバーのローカル構成

アップデートサーバーのローカル構成は、次のように行います。

  1. /etc/sysconfig/onlineupdate を開きます。

  2. YAST2_LOADFTPSERVER No に設定します。

この構成により、アップデートサーバーは /etc/suseservers から取得されるようになります。

オンラインアップデートモード

オンラインアップデートモードには、手動と自動の 2 つがあります。推奨するアップデートモードは自動です。希望するオンラインアップデートのモードを選択してください。自動モードでは、以前にインストールされているパッケージが、アップデートサーバー上の利用可能なすべてのパッチで更新されます。アップデートサーバーで利用可能な新規のパッケージは、自動オンラインアップデートモードではインストールされません。

手動モードでは、インストールするパッチを選択できます。以下の状況では、手動モードをお勧めします。

Ximian Evolution 1.4 に関するよくある質問 (FAQ)

次の表は、Ximian Evolution 1.4 に関するよくある質問とその回答を示しています。

質問 

回答 

Pilot の設定方法を教えてください。

PalmOS の同期とそれに関する設定については、Pilot Configuration Help (Pilot 構成に関するヘルプ) を参照してください。

Evolution から Pilot にアクセスする方法を教えてください。

「ツール」->「パイロットの設定」を選択します。

同期の間、「パイロットの設定」 ダイアログを開いたままにしておく必要がありますか。

いいえ。しかし、gnome-pilot プロセスがアクティブであり、適切に機能していることを確認する必要があります。

EvolutionPilot でサポートされる PalmOS の種類を教えてください。

PalmOS 5 シリーズです。 

PalmOS デバイスに接続できません。なぜですか。

ファイルのアクセス権を調べてください。PalmOS デバイスはデフォルトのままでは機能しません。使用可能なデバイスを選択していることを確認してください。例:

USB の場合は ttyUSB0、シリアルクレードルの場合は ttyS0 です。

PalmOS は USB デバイス経由で Java Desktop System 上の Evolution と接続できますか。

はい。しかし、USB 経由で PalmOS と接続すると、パソコンのパフォーマンスが著しく低下します。

USB 経由での同期の間、何らかの問題が発生する可能性はありますか。 

同期の間、PC が動作しなくなる可能性があります。たとえば、Caps Lock LED や Scroll Lock LED が点滅します。考えられる理由は、USB モジュール、カーネル、あるいは、ハードウェアに関連する問題です。 

PalmOS のデータをパソコンにバックアップしたいのですが。

パイロットの設定 ダイアログから「Conduits」タブを選択して、「Backup (バックアップ)」オプションを有効にします。

Evolution を使用してパソコンから PalmOS にバックアップファイルをコピーしたいのですが。

Pilot を使用すると、パソコンから PalmOS にバックアップファイルを復元できます。また、次のようなコマンドラインツールも使用できます。 gnome-pilot-install-file/pilot-xfer.

Evolution はカテゴリの同期をサポートしますか。 

EvolutionConduits はカテゴリの同期をサポートしません。

Java Enterprise System アカウントとPalmOS デバイス間でデータを同期できますか。

はい。ただし、デフォルトカレンダとタスクフォルダを Java Enterprise System フォルダに設定する必要があります。Evolution から「ツール」->「設定」->「Folder Settings」->「Default Folders」を選択します。

Evolution は、どのようにPalmOS デバイスと同期しますか。

Evolution PalmOS と直接には通信できません。Evolution は、Pilot のプラグインとして動作する Conduits を使用します。Pilot は、PalmOS デバイスと通信します。

Evolution と Pocket PC 間でデータの同期をとることはできますか。

いいえ。Evolution と Pocket PC 間ではデータの同期を直接とることはできません。しかし、Sync MultiSync などのオープンソースツールを使用すれば、 Evolution のアドレス帳の同期をとることができます。

「Send Link (リンクを送信)」や「Send Page (ページを送信)」をクリックしたときに Evolution が起動しないように Mozilla を構成したいのですが。

次のいずれかのファイルを開きます。

  • $HOME/.mozilla/<profilename>/<random>/prefs.js

  • /usr/lib/mozilla-1.4/defaults/pref

次の行を変更する必要があります。  

pref("network.protocol-handler.external.mailto", true)

この行を次のように変更します。 

pref("network.protocol-handler.external.mailto", false)

Evolution を使用して、 Java Enterprise System アカウント用にプロトコル設定を修正したいのですが。

Java Enterprise System サーバーが http プロトコルを使用している場合に、Java Enterprise System アカウント設定で誤って https プロトコルを選択すると、Evolution を使用して「設定」からプロトコルを修正できません。

この問題に対する回避策として、Java Enterprise System フォルダを右クリックして、メニューから「Forget Password」を選択してください。Evolution を再起動して、「Enter Password」ダイアログを取り消します。以上で正しいプロトコルを「設定」で選択できるようになります。

CDE カレンダアプリケーションで Evolution を使用できますか。

いいえ。 EvolutionJava Enterprise System カレンダサーバーにのみ接続できます。

Mozilla 1.4 用のプラグイン

この節では、Mozilla 1.4 のプラグインについて説明します。

Java プラグイン

Mozilla 1.4 では、Java プラグインはデフォルトで有効です。Java フラグインが機能しない場合、/usr/lib/mozilla/plugins ディレクトリにシンボリックリンクを作成し、次のファイルを参照する必要があります。

$JAVA_PATH/plugin/i386/ns610-gcc32/libjavaplugin_oji.so


注 –

libjavaplugin_oji.so ファイルにシンボリックリンクを作成する代わりに、このファイルをコピーすることはしないでください。このファイルをコピーした場合、Java がクラッシュします。


/usr/lib/mozilla/plugins ディレクトリ内にあるすべての Java プラグインをインストールします。

その他のプラグイン

以下に示す他社製のプラグインも Mozilla 1.4 で利用可能です。

Mozilla プラグインについての詳細は、次の場所を参照してください。 http://plugindoc.mozdev.org/linux.html

サポートする言語とサポートしない言語

次の表は、このリリースの Java Desktop System でサポートする言語とサポートしない言語を示しています。

サポートする言語 

サポートしない言語 

 英語 日本語
 フランス語 韓国語
 ドイツ語 

イタリア語 

 

スペイン語 

 

スウェーデン語 

 

簡体字中国語 

 

繁体字中国語 

 


注 –

ポルトガル語 (ブラジル)、ポーランド語、およびロシア語については、ユーザーインタフェースだけがサポートされます。


サポートしていないアプリケーション

次の表に、Java Desktop System のアプリケーションのうち、Sun がサポートしないアプリケーションを示します。

サポートしていないアプリケーション 

説明 

Diagrams and Flowcharts (グラフとフローチャート)

グラフとフローチャート作成ツール 

Image Editor (画像エディタ)

画像を編集する GNU 画像処理プログラム 

Digital Camera (デジタルカメラ)

画像を管理するデジタルカメラユーティリティ 

Image Organizer (画像編集)

画像のサムネイルをデスクトップに表示する画像ビューアとブラウザ 

Video Conferencing (ビデオ会議)

テレビ会議アプリケーション 

Project Manager (プロジェクト管理)

プロジェクトとスケジュールの管理ツール 

Movie Player (ムービープレイヤー)

動画を再生できるマルチメディアプレイヤー 

Text/Source Editor (テキスト/ソースエディタ)

プログラマのための汎用的な拡張可能なエディタ 

Dictionary (辞書)

単語の定義および正確なスペルを調べることができるオンライン辞書 

Diagram Editor (図形エディタ)

フローチャート、地図、UML 図など、数多くの図を作成できるダイアグラム描画エディタ 

Disk Analyzer (ディスクアナライザ)

ディスクの中身を視覚的に表示できるディスク解析プログラム 

Weather Report (天気予報)

さまざまな地域の現在の天気状況を表示できる天気予報プログラム 

サポートしていない Sun 以外のアプリケーション

次の表に、Java Desktop System のアプリケーションのうち、Sun がサポートしない Sun 以外の製品を示します。

Sun 以外の製品 

説明 

Adobe Acrobat Reader

PDF (Portable Document Format) 形式のファイルを表示できる 

Macromedia Flash Player

Web 上で対話式にマルチメディアを再生できる 

RealPlayer

一般に使用されている、さまざまな形式のメディアファイルを再生できる 

サポートしていないゲーム

次に、Sun Microsystems がサポートしないゲームを示します。

カスタマサポート

Sun Microsystems が提供するカスタマサポートサービスは次のとおりです。

URL 

説明 

http://www.sun.com/service/contacting/solution.html

テクニカルサポートセンター 

http://www.sun.com/service/support/warranty/

グローバル保証サポート 

http://www.sun.com/service/support/software/desktop/index.html

ソフトウェアサポートサービス 

インストールと構成のサポート契約

インストールと構成のサポート契約は、契約者が標準インストールを使用していることを前提としています。標準インストールとは、製品の対象範囲に含まれる、あるいは保守用 Web で提供されているパッケージだけをインストールした Sun Java Desktop System 製品を指します。

インストールと構成のサポート契約は、標準インストールに対してのみ履行されます。契約申し込みをした後、契約者が標準インストールを変更した場合、契約者はその事実を速やかにサポート提供者に通知 する必要があります。サポート提供者が、インストールと構成のサポート契約の変更を受け入れなかった場合、あるいは、契約者が変更を報告しなかった場合、サポート提供者は例外的に、変更の通知後すぐに、インストールと構成のサポート契約を解除する権利があります。