『Java Desktop System Release 2 Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド』は、次の Java Desktop System リリースで Ximian Evolution
1.4 Sun Microsystems Edition を使用する方法について説明します。
Java Desktop System Release 2 (x86 版 Solaris オペレーティングシステム用)
Java Desktop System Release 2 (Linux 用)
このマニュアルのほとんどの情報は、すべてのリリースの Java Desktop System に共通です。 共通でない情報については、プラットフォームを明示します。
このマニュアルは、次のアプリケーションに Ximian Evolution
1.4 Sun Microsystems Edition を使用するユーザーを対象としています。
電子メールクライアント
カレンダ
タスクマネージャ
連絡先マネージャ
このマニュアルを読む前に、次のトピックについて知っておく必要があります。
電子メールアプリケーション
カレンダアプリケーション
このマニュアルの構成は次のとおりです。
第 1 章「Ximian Evolution の概要」では、Evolution
の主な構成要素と機能を紹介します。
第 2 章「Ximian Evolution 入門」では、Evolution
を起動する方法について説明します。
第 3 章「サマリの使用」 では、「サマリ」 を使用する方法について説明します。
第 4 章「電子メールの使用」 では、Evolution
を使用して、電子メールメッセージを作成、送信、受信、および管理する方法について説明します。
第 5 章「電子メールの高度な機能の使用」では、Ximian Evolution
の高度な電子メール機能を使用する方法について説明します。
第 6 章「カレンダの使い方」 では、「カレンダ」 を使用して、アポイント、会議、およびタスクのスケジュールを管理する方法について説明します。
第 7 章「タスクの使用」 では、「タスク」 を使用して、実行すべきタスクを管理する方法について説明します。
第 8 章「連絡先機能の使用」 では、「連絡先」 を使用して、連絡先のアドレス帳を作成する方法について説明します。
第 9 章「Sun Java System Calendar Server アカウントとフォルダの使用」 では、Sun Java™ System Calendar Server
コネクタを使用して、Sun Java System Calendar Server
の情報にアクセスする方法について説明します。
第 10 章「PDA の使用」 では、PDA とEvolution
を連携させる方法について説明します。
第 11 章「Evolution の構成」 では、Evolution
のさまざまなコンポーネントを構成する方法について説明します。
第 12 章「電子メールと連絡先データのインポート」 では、Evolution
にデータをインポートする方法について説明します。
付録 A 「Ximian Evolution のトラブルシューティング」 では、Ximian Evolution
のトラブルシューティングについて説明します。
付録 B 「メッセージアイコン」 では、メッセージ区画に表示されるアイコンについて説明します。
用語集 では、このマニュアルで使用される用語とその定義について説明します。
次に、このマニュアルを読む際に参考になるマニュアルを示します。
『Java Desktop System Release 2 Accessibility Guide』
『Java Desktop System Release 2 システム管理』
『Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド』
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
このマニュアルでは、英語環境での画面イメージを使っています。このため、実際に日本語環境で表示される画面イメージとこのマニュアルで使っている画面イメージが異なる場合があります。
このマニュアルでは、「x86」という用語は、Intel 32 ビット系列のマイクロプロセッサチップ、および AMD が提供する互換マイクロプロセッサチップを意味します。