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Sun Java System Directory Proxy Server 5 2004Q2 管理ガイド 

付録 D
コマンドリファレンス

この付録では、Directory Proxy Server の便利なコマンド行プログラムについて説明します。

この付録では、次の内容について説明します。


dpsconfig2ldif

dpsconfig2ldif というユーティリティは、Directory Proxy Server の設定をダウンロードし、LDIF ファイルに保存します。dpsconfig2ldif ユーティリティは、次の場所にあります。

<serverroot>/bin/dps_utilities/dpsconfig2ldif

dpsconfig2ldif ユーティリティでは、2 つの引数を指定する必要があります。

引数:

説明

-t filename

filename は、起動用設定ファイルへのパスです。これは、通常は etc ディレクトリ内の tailor.txt ファイルです。

-o filename

設定の出力先ファイル名を指定します。


dpsldif2config

ImportConfigLdif は、dpsConfig2Ldif が生成した LDIF ファイルをインポートします。dpsconfig2ldif ユーティリティは、次の場所にあります。

<serverroot>/bin/dps_utilities/dpsldif2config

dpsconfig2ldif ユーティリティでは、次の引数を指定する必要があります。

引数:

説明

ldif

Directory Proxy Server のオブジェクトオプションを含む LDIF ファイルの名前

-C

作成する設定の名前 (未指定の場合は「imported-configuration」)

-h

ディレクトリのホスト名 (未指定の場合は「localhost」)

-p

ディレクトリのポート番号 (未指定の場合は「389」)

-D

ディレクトリのユーザー識別名 (未指定の場合は匿名バインド)

-w

ディレクトリのユーザーパスワード (未指定の場合は匿名バインド)

-v

冗長モード

ImportConfigLdif は、次の 3 種類のオブジェクトをインポートします。

「設定名」パラメータは、この共有設定だけに適用されます。システムとログのプロパティは、LDIF ファイルに記録されているとおりに追加されます。指定パラメータ名を持つ共有設定オブジェクトが存在しない場合、このスクリプトはそのパラメータ名で新しい設定を作成します。指定した名前の設定がすでに存在する場合は、インポートは行われません。システムとログのプロパティも、ディレクトリ内にすでに存在する場合は追加されません。

設定のインポート後、設定をトポロジツリーに表示するには、メインコンソールを再起動する必要があります。設定を利用するには、Directory Proxy Server インスタンスは、それ自体を各設定に割り当てる必要があります。共有設定の割り当ては、Directory Proxy Server コンソールの「ネットワークグループ」ノードで行います。システムプロパティの割り当ては、Directory Proxy Server コンソールの「システム」ノードで行います (「設定の保存先」)。ログプロパティの割り当ては、Directory Proxy Server コンソールの「ログ」ノードで行います (「設定の保存先」)。

前提条件

事後条件



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