Sun Fire X4800 サーバー設置マニュアル

 

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変更履歴

設置の概要

フロントおよび背面の機能と部品

フロントの機能と部品

背面の機能と部品

サーバーハードウェアの設置

ボックスの内容

ラック搭載用キットと出荷用留め具キットの場所

オプション装置の設置

必要な工具とスタッフ

互換性のあるラック

ラック搭載用キット

サーバーのラックへの設置

出荷用留め具の取り外しと取り付け

サーバーのラックからの取り外し

ラックからサーバーを取り外す方法

ラックからラック搭載用ハードウェアを取り外す方法

配線と電源

管理 (SP) ケーブルの接続

NEM および PCIe EM の配線

サーバーの電源投入と電源切断

サーバーのサービスの利用

サーバーのシリアル番号を確認する方法

サーバーの管理

ILOM ソフトウェアの概要

オペレーティングシステムのセットアップ

OS の情報リンク

プリインストールされている Oracle Solaris OS の構成

インストールのためのワークシート

サーバーの IP アドレスを使用してサーバーに接続する方法

(省略可能) コンソール出力をビデオポートへリダイレクトする方法

シリアル取得プログラムを使用してサーバーに接続する方法

Oracle Solaris OS の情報製品とトレーニング

ILOM およびシステムコンソールとの通信

サーバの接続

ILOM SP の IP アドレスと ILOM インタフェースについて

SP の IP アドレスの特定

ILOM への接続

システムコンソールへの接続

I/O と割り込みリソースの割り当て

Option ROM と I/O スペースの割り当て

Option ROM と I/O スペースを割り当てる必要があるかどうかを判定する方法

I/O スペースの割り当てを構成する方法

MSI 割り込みスペースの割り当て (Oracle Solaris OS のみ)

割り込みリソースの不足を識別して修正する方法

Sun Fire X4800 サーバーの仕様

Sun Fire X4800 サーバーの物理仕様

Sun Fire X4800 サーバーの電源仕様

環境仕様

音響仕様

索引

Option ROM と I/O スペースの割り当て

ボード上の I/O や PCIe Express Module などの起動デバイスには、起動時に Option ROM と I/O スペースが必要です。ただし、システムの Option ROM と I/O スペースの合計は PC アーキテクチャーにより制限され、システム起動時に自動的に割り当てられます。システムに起動デバイスが潜在的に多く含まれている場合には、起動するデバイスを決定し、BIOS を設定してこれらのリソースを割り当てる必要があります。

Option ROM は、LSI RAID などの構成ユーティリティーを実行する場合にも必要になります。REM に存在するこのユーティリティには Option ROM と I/O スペースがデフォルトで割り当てられています。


注 - これらの制限は、8 ソケットシステムにのみ適用されます。4 ソケットシステムでは、Option ROM や I/O スペースの制限は通常発生しません。


Oracle Solaris OS が搭載されたシステムでは、追加の制限によって EM スロット 4 と 5 のデバイスをホットプラグする能力が制限される場合があります。

Option ROM の割り当て

PC アーキテクチャーによって、合計 128K バイトの Option ROM スペースが提供されます。

I/O スペースの割り当て

PC アーキテクチャーによって、合計 64K バイトの I/O スペースが提供されます。デフォルトでは、「デフォルトの I/O 割り当て」の表に示すように、BIOS によって I/O スペースが割り当てられます。

デフォルトの I/O 割り当て
CPU モジュールスロット
最大割り当て
EM および FEM 用の空きスペース
EM スロット
3
16 k
12k
3.1, 3.0
2
8k
4k
2.1, 2.0
1
16k
12k
1.1, 1.0
0 (マスター)
24k
8k
0.1, 0.0