次の表に、Web Server 7.0 のセッションレプリケーション機能における既知の問題の一覧を示します。
表 16 セッションレプリケーションにおける既知の問題| バグ ID | 説明 | 
|---|---|
| 6370032 | RequestDispatcher インクルード呼び出しを使用すると、セッションフェイルオーバーが実行されない。 1 つのクラスタ上に 2 つの Web アプリケーションを配備し、一方のアプリケーションが他方のアプリケーションを RequestDispatcher() インクルード呼び出しを使用して呼び出すようにした場合、RequestDispatcher() の invoke() メソッドの実行中に持続性バルブが呼び出されないため、セッションレプリケーションが実行されません。 | 
| 6381950 | BaseCache に不正な負荷係数が設定される。 セッションレプリケーションは 3 つ以上の Web アプリケーションをサポートしません。 | 
| 6381954 | RequestDispatcher に関連する複数の Web アプリケーションでは、不正なシーケンスが原因でセッションレプリケーションの実行が失敗する。 | 
| 6383313 | SR-intanceId Cookie に不正なパスが設定される。 SR-instanceId Cookie には、サーブレットのパスではなく Web アプリケーションのパスが設定されるべきです。 | 
| 6324321 | リモートでエラーが発生したときに、詳しいエラーメッセージが表示されない。 リモートで例外が発生すると、リモートインスタンスのエラーログ内にエラーメッセージが記録されます。ところが、ローカルインスタンスは現時点では、ユーザーがどのエラーログを参照する必要があるかが明確に示されていない、汎用的なリモート例外を表示します。 | 
| 6396820 | クライアントの Cookie が無効になっていると、セッションレプリケーションが正しくフェイルオーバーされない。 | 
| 6406176 | 有効になっている場合、セッションレプリケーションは、デフォルトのセッションマネージャーになるべきである。 管理コンソールまたは CLI を使用するか server.xml ファイルを編集してセッションレプリケーションを有効にしても、セッションレプリケーションは実際には有効になっていません。代わりに、sun-web.xml を手動で編集する必要があります。 |