Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

ログファイルのアーカイブ

ログファイルが自動的に保存されるように設定することができます。ある特定の時刻に、あるいはある指定された間隔で、サーバーはアクセスログのローテーションを行います。サーバーは古いログファイルを保存し、その保存したファイルに、保存時の日付と時刻を含む名前を付けます。

たとえば、ファイルのローテーションが 1 時間ごとに行われるように設定した場合、サーバーはファイルを保存し、それに「access.199907.0152400」という名前を付けます。この場合、「名前|年|月|日付|24 時間時刻」が結合されて単一の文字列になります。アクセスログアーカイブファイルの形式は、設定したログローテーションのタイプによって異なります。

アクセスログのローテーションは、サーバー起動時に初期化されます。ローテーションを有効にすると、サーバーはタイムスタンプの付いたアクセスログファイルを作成し、ローテーションがサーバーの起動時に開始されます。

ローテーションが開始されると、アクセスログファイルに記録する必要のある要求が発生し、かつその要求が以前にスケジュールされた「次のローテーション時刻」のあとで発生した場合に、サーバーは新しいタイムスタンプのアクセスログファイルを作成します。