Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

仮想サーバーの管理

仮想サーバーの追加

Procedure仮想サーバーを追加する

始める前に
  1. 仮想サーバーを追加する必要のある構成を選択します。「構成」タブに表示される構成のリストから、構成を選択できます。

  2. 「仮想サーバー」タブ>「新規」ボタンをクリックします。

  3. 仮想サーバーの構成手順を案内するポップアップウィザードページが表示されます。このウィザードページから次のタスクを実行します。

    • 新しい仮想サーバーの情報を入力します。

      1. 新しい仮想サーバーを識別する名前を入力します。この名前には英数字はもちろん、ピリオド (.)、ダッシュ (-)、および下線 (_) 文字も含めることができます。

      2. (省略可能) 新しい仮想サーバーに追加するホストのリストを入力します。

      3. (省略可能) 仮想サーバーのドキュメントルートを入力します。

    • 新しく構成される仮想サーバーの HTTP リスナーを選択します。既存の HTTP リスナーを選択することも、新しい HTTP リスナーを作成することもできます。

  4. この時点でウィザードの概要ページが表示されます。構成を変更するには、「戻る」をクリックして前のページに戻ります。新しい仮想サーバーの構成処理を完了させるには、「完了」をクリックします。

  5. この時点で「結果」ページが表示されます。エラーが表示された場合には、ウィザードの前のページに戻って仮想サーバーを構成し直します。


    注 –

    CLI の使用

    CLI 経由で仮想サーバーを追加するには、次のコマンドを実行します。


    wadm> create-virtual-server --user=admin --password-file=admin.pwd 
    --host=serverhost --port=8989 --config=config1 --document-root=../docs config1_vs_1

    CLI リファレンスの create-virtual-server(1) を参照してください。


仮想サーバーの構成

仮想サーバーの一般設定を構成するには、次のタスクを実行します。

Procedure仮想サーバーを構成する

  1. 構成を選択します。

    構成のリストから構成を選択します。利用可能な構成のリストを取得するには、「構成」タブをクリックします。

  2. 仮想サーバーを選択します。

    仮想サーバーのリストから仮想サーバーを選択します。選択された構成で利用可能な仮想サーバーを取得するには、「仮想サーバー」タブをクリックします。

  3. 「一般」タブをクリックします。次の設定を行います。

    • 有効— 実行時に仮想サーバーを有効にするかどうか。

    • ドキュメントルート— 仮想サーバーのデータの格納先となる、仮想サーバーのドキュメントルートのパス。これには、展開された Web アプリケーションディレクトリやログファイルが含まれます。

    • ホスト — 複数の URL ホストをコンマで区切ったものを入力できます。

仮想サーバーの複製

仮想サーバーを複製するには、次のタスクを実行します。

Procedure仮想サーバーを複製する

  1. 構成を選択します。

    構成のリストから構成を選択します。利用可能な構成のリストを取得するには、「構成」タブをクリックします。

  2. 仮想サーバーを選択します。

    仮想サーバーのリストから仮想サーバーを選択します。選択された構成で利用可能な仮想サーバーを取得するには、「仮想サーバー」タブをクリックします。

  3. 「コピー」ボタンをクリックします。

    新しい仮想サーバーの名前を入力します。


    注 –

    CLI の使用

    CLI 経由で仮想サーバーを複製するには、次のコマンドを実行します。


    wadm> copy-virtual-server --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost 
    --port=8989 --config=config1 --vs=config1_vs_1 copiedVs

    copiedVS は新しい仮想サーバーの名前です。

    CLI リファレンスの copy-virtual-server(1) を参照してください。