Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

HTTP リスナーの設定

サーバーは、HTTP リスナー経由で HTTP 要求を受け入れたあと、構成された仮想サーバーにその要求を転送します。このページでは、HTTP リスナーを追加および構成できます。

HTTP リスナーは、ポート番号と IP アドレスの一意の組み合わせを持つ必要があります。IPv4 アドレス、IPv6 アドレスのいずれかを使用できます。IP アドレスを「*」に設定すると、そのポート上のすべての IP アドレスに対して待機する HTTP リスナーが作成されます。

HTTP リスナーの作成

受信 HTTP 要求を処理するための、仮想サーバーの新しい HTTP リスナーを作成できます。それには次の手順を実行します。

  1. 「構成」タブの下の「仮想サーバー」タブをクリックします。

  2. HTTP リスナー」サブタブを クリックして、構成された HTTP リスナーのリストを表示します。

  3. 新規」ボタンをクリックします。新しい HTTP リスナーを作成するためのウィザードページがポップアップします。

ウィザードページで次の情報を入力します。


注 –

CLI の使用

CLI 経由で HTTP リスナーを作成するには、次のコマンドを実行します。


wadm> create-http-listener --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost 
--port=8989 --listener-port=18003 --config=config1 --server-name=config1.com 
--default-virtual-server-name=config1_vs_1 config1_ls_1

CLI リファレンスの create-http-listener(1) を参照してください。


HTTP リスナーの設定

既存の HTTP リスナーの設定を編集できます。それには次のタスクを実行します。

  1. 既存の HTTP リスナーの設定を編集するには、あるサーバー構成の「仮想サーバー」タブをクリックします。

  2. HTTP リスナー」サブタブを クリックして、構成された HTTP リスナーのリストを表示します。

  3. リスナー名」表列の下で、設定を編集する必要のある HTTP リスナーをクリックします。

HTTP リスナーの一般設定とセキュリティー関連設定の両方を編集できます。

HTTP リスナーのパラメータの変更

HTTP リスナーの基本設定と詳細設定を編集するには、「一般」タブをクリックします。次のオプションを構成します。

HTTP リスナーの詳細設定を編集するには、「詳細」セクションの「詳細設定」オプションを選択します。次のオプションを構成します。