Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

Procedure逆プロキシのパラメータを変更する

  1. 「構成」タブをクリックし、構成を選択します。

  2. 「仮想サーバー」タブをクリックし、仮想サーバーを選択します。

  3. 「コンテンツ処理」>「逆プロキシ」タブをクリックします。

  4. URI をクリックします。

    次のパラメータを編集できます。

    • URI — 逆プロキシの URI

    • サーバー URL — リモートサーバーの URL をコンマで区切ったもの。複数の値が指定された場合、サーバーはその指定されたサーバー間で負荷分散を行います。

    • Sticky Cookie — Cookie の名前。この Cookie が応答に含まれていると、後続の要求がその元のサーバーに固定されます。

    • Sticky URI パラメータ — ルート情報を調べる URI パラメータの名前。要求 URI にこの URI パラメータが含まれていて、かつその値にコロン「:」とルート ID が含まれていると、そのルート ID で特定される元のサーバーに要求が「固定」されます。

    • ルートヘッダー — 元のサーバーにルート ID を伝えるために使用される HTTP 要求ヘッダーの名前。

    • ルート Cookie — サーバーが応答内で sticky-cookie Cookie を検出したときに生成する Cookie の名前。route-cookie Cookie に格納されたルート ID を使えば、サーバーは後続の要求を同じ元のサーバーに転送できます。


    注 –

    CLI の使用

    1. create-reverse-proxy コマンドを呼び出します。


    wadm> create-reverse-proxy --user=admin --password-file=admin.pwd 
    --host=serverhost --port=8989 --config=test --vs=test --uri-prefix=// 
    --server=http://rick.india.sun.com:8080

    CLI リファレンスの create-reverse-proxy(1) を参照してください。

    2. obj.conf ファイルを変更します。


    NameTrans fn="map" from="/" name="reverse-proxy-/" to="http:/"
    ...
    <Object name="reverse-proxy-/">
    Route fn="set-origin-server" server="http://rick.india.sun.com:8080"
    </Object>
    
    <Object ppath="http:*">
    Service fn="proxy-retrieve" method="*"
    </Object>

    セキュリティー保護されたサイトにリダイレクトするには、同じ手順に従い、--server オプションで https アドレスを指定します。