NameTrans 指令をデフォルトオブジェクトに追加します。
NameTrans fn="assign-name" from="/nsfc" name="nsfc"
nsfc オブジェクトの定義を追加します。
<Object name="nsfc"> Service fn="service-nsfc-dump" </Object>
これにより、ファイルキャッシュを制御および監視するための関数 (nsfc-dump) に、URI /nfsc 経由でアクセスできるようになります。別の URI を使用するには、NameTrans 指令の from パラメータを変更します。
次に、この URI へのアクセス時に表示される情報の例を示します。
Sun Java System File Cache Status (pid 3602) The file cache is enabled. Cache resource utilization Number of cached file entries = 174968 (152 bytes each, 26595136 total bytes) Heap space used for cache = 1882632616/1882632760 bytes Mapped memory used for medium file contents = 0/1 bytes Number of cache lookup hits = 47615653/48089040 ( 99.02 %) Number of hits/misses on cached file info = 23720344/324195 Number of hits/misses on cached file content = 16247503/174985 Number of outdated cache entries deleted = 0 Number of cache entry replacements = 0 Total number of cache entries deleted = 0 Parameter settings ReplaceFiles: false ReplaceInterval: 1 milliseconds HitOrder: false CacheFileContent: true TransmitFile: false MaxAge: 3600 seconds MaxFiles: 600000 files SmallFileSizeLimit: 500000 bytes MediumFileSizeLimit: 1000001 bytes BufferSize: 8192 bytes CopyFiles: false Directory for temporary files: /tmp Hash table size: 1200007 buckets |
この URI へのアクセス時には、クエリー文字列を含めることができます。次の値が認識されます。
?list: キャッシュ内のファイルを一覧表示する。
?start: キャッシュを起動する。
?stop: キャッシュをシャットダウンする。
?list オプションを選択する場合、そのファイルリストには、ファイル名、一連のフラグ、現在のキャッシュエントリ参照数、ファイルのサイズ、および内部ファイル ID 値が含まれます。フラグは次のとおりです。
C: ファイルのコンテンツがキャッシュに書き込まれている。
D: キャッシュエントリが削除対象としてマークされている。
I: ファイルの情報 (サイズや変更日付など) がキャッシュに書き込まれている。
M: ファイルのコンテンツが仮想メモリー内にマップされている。
O: ファイル記述子がキャッシュに書き込まれている (TransmitFile が true に設定されている場合)。
P: ファイルに非公開データが関連付けられている (shtml ファイルの場合に表示されるはず)。
T: キャッシュエントリが一時ファイルを持っている。
W: キャッシュエントリが書き込みアクセス用としてロックされている。