Sun Java System Web Server 7.0 パフォーマンスのチューニング、サイジング、およびスケーリング

ファイルシステムの状態監視の削減

UNIX ファイルシステム (UFS) ボリュームには、各ファイルがアクセスされた時刻が保持されています。次の変更を行なっても、ファイルを変更したときのアクセス更新時刻は無効にならず、ファイルにアクセスしたときのアクセス更新時刻だけが無効になることに注意してください。使用する環境でファイルのアクセス更新時刻が重要でない場合は、/etc/vfstab 内のデータボリュームのマウントポイントに noatime パラメータを追加することによって無効にすることもできます。次に例を示します。

/dev/dsk/c0t5d0s6 /dev/rdsk/c0t5d0s6 /data0 ufs 1 yes noatime