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Sun ONE Instant Messaging 6.1

付録 B
Instant Messaging リファレンス

この章では、Instant Messaging を管理するための imadmin コマンドについて説明します。


imadmin

imadmin ユーティリティを使うと、Instant Messaging Serverおよびマルチプレクサの起動、停止、および再起動が行えます。Solaris プラットフォーム上では、imadmin を、root として実行するか、インストール時に指定したエンドユーザーとして実行します。

要件 :

imadmin ユーティリティは、Instant Messaging Serverがインストールされているホスト上で起動する必要があります。

場所 :

表 B-1 は、imadmin 関連コマンドの一覧とその説明です。

表 B-1 各種 imadmin コマンドとその説明 

コマンド

説明

imadmin start

有効になっているコンポーネント (サーバー、マルチプレクサのいずれかまたは両方) を起動する

imadmin stop

有効になっているコンポーネント (サーバー、マルチプレクサのいずれかまたは両方) を停止する

imadmin refresh

有効になっているコンポーネント (サーバー、マルチプレクサのいずれかまたは両方) を更新する

imadmin start server

サーバーのみを起動する

imadmin stop server

サーバーのみを停止する

imadmin refresh server

サーバーのみを更新する

imadmin start multiplexor

マルチプレクサのみを起動する

imadmin stop multiplexor

マルチプレクサのみを停止する

imadmin refresh multiplexor

マルチプレクサのみを更新する

imadmin migrate

現在のポリシーアクセス制御ファイルに基づいて、Sun ONE Identity Server のポリシーを生成する

imadmin version

バージョンを出力する

機能説明

imadmin [options] [action] [component]

オプション

表 B-2 は、imadmin コマンドのオプションの一覧とその説明です (Solaris プラットフォームのみ)。

表 B-2 imadmin コマンドのオプション

オプション

説明

-c alt-config-file

アクション startrefresh とともに使用し、/etc/opt/SUNWiim/config/iim.conf ファイルとは別の設定ファイルを指定する

-h

imadmin コマンドに関するヘルプを表示する

アクション

表 B-3 は、さまざまな imadmin コマンドで実行されるアクションの一覧とその説明です。

表 B-3 imadmin コマンドのアクション

オプション

説明

start

classpath と Java のヒープサイズを設定したあと、指定されたすべてのコンポーネントを起動する

stop

指定されたすべてのコンポーネントのデーモンを停止する

refresh

指定されたコンポーネントを停止および起動する。設定変更時に使うと便利である

コンポーネント

表 B-4 は、imadmin コマンドに対するコンポーネントの一覧とその説明です。

表 B-4 imadmin コマンドに対するコンポーネント

オプション

説明

server

Instant Messaging Serverを示す

multiplexor

Instant Messaging マルチプレクサのみを示す



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