Sun Studio 12: Fortran ライブラリ・リファレンス

1.4.32 loc: オブジェクトのアドレスを戻す

この組み込み関数は、次のように呼び出します。

k = loc( arg )

arg

任意の型 

入力 

任意の変数、配列、または構造体の名前 

戻り値 

INTEGER*4 または

INTEGER*8

出力 

arg のアドレス

 

-m64 を使って、64 ビット環境で動作するようにコンパイルした場合は、INTEGER*8 ポインタが戻る。次に示す注を参照。

例: loc:


       INTEGER*4 k, loc
       real arg / 9.0 /
       k = loc( arg )
       write(*,*) k
       end

注 –

64 ビット環境で動作するようコンパイルされたプログラムは、loc() 関数から出力を受け取る変数を INTEGER*8 と宣言します。