アナライザは、.er.rc というリソースファイルを使用して、起動時の各種設定のデフォルト値を決定します。システム全体のデフォルトファイル er.rc が最初に読み取られ、次にユーザーのホームディレクトリにある er.rc ファイル (存在する場合)、そして現在のディレクトリの er.rc ファイルが読み取られます。ホームディレクトリの .er.rc ファイル内のデフォルト値はシステムのデフォルト値よりも優先し、現在のディレクトリの .er.rc ファイル内のデフォルト値は、ユーザーのホームおよびシステムのデフォルト値よりも優先します。.er.rc ファイルは、アナライザと er_print ユーティリティーによって使用されます。ソースおよび逆アセンブリのコンパイラのコメントに適用する .er.rc 内の設定は、er_src ユーティリティーによっても使用されます。
.er.rc ファイルの詳細については、「アナライザのデフォルト設定」の節を参照してください。er_print コマンドを使用したデフォルト設定については、「デフォルト値を設定するコマンド」と 「パフォーマンスアナライザにのみデフォルト値を設定するコマンド」を参照してください。