Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

「基本」タブ

「基本」タブでは、フィルタするデータの実験を選択できます。その後、メトリックスを表示する標本、スレッド、LWP、および CPU を指定できます。実験をクリックするか、「すべて選択」ボタン、「すべて消去」ボタン、または「反転」ボタンを使用して、実験の一覧から 1 つ以上の実験を選択できます。その後テキストボックスを使用して、それらの実験に対して表示されるデータを変更できます。3 つのフィルタをすべて同時に適用することはできますが、複数の CPU、スレッド、および LWP によってフィルタリングされたデータを解析するときは注意してください。「すべて有効」ボタン、「選択的に有効」ボタン、「すべて無効」ボタン、および「選択的に無効」ボタンを使用して、実験のデータ表示を有効または無効にします。

実験の選択

アナライザでは、複数の実験が読み込まれているときに、実験でフィルタリングすることができます。実験は個々に読み込むことも、実験グループを名前で指定することもできます。

標本の選択

標本には 1 - N の番号が付けられ、任意の標本セットを選択できます。選択する標本は、標本番号をコンマで区切ったリストで指定するか、または 1–5 のように範囲を指定します。

スレッドの選択

スレッドには 1 - N の番号が付けられ、任意のスレッドセットを選択できます。選択するスレッドは、スレッド番号をコンマで区切ったリストで指定するか、または範囲を指定します。スレッドのプロファイルデータは、LWP 上でスレッドが実際にスケジュールされている実行部分のみをカバーします。

LWP の選択

LWP には 1 - N の番号が付けられ、任意の LWP セットを選択できます。選択する LWP は、LWP 番号をコンマで区切ったリストで指定するか、または範囲を指定します。同期データが記録されている場合は、報告される LWP は、同期イベントの入口の LWP になり、これは同期イベントの出口の LWP とは異なる場合があります。

Linux システムでは、スレッドと LWP は同義です。

CPU の選択

CPU 情報が記録されている場合 (Solaris OS) は、任意の CPU セットを選択できます。選択する CPU は、CPU 番号をコンマで区切ったリストで指定するか、または範囲で指定します。