さまざまな状況下で、特定のデータオブジェクトにイベントデータをマップできない場合があります。このような場合、データは <Unknown> という特別なデータオブジェクトと、次に説明するいずれかの要素にマップされます。
トリガー PC を持つモジュールが -xhwcprof を使用してコンパイルされていない
トリガー PC を持つモジュールが -xhwcprof を使用してコンパイルされていない イベントの原因となっている命令またはデータオブジェクトは、オブジェクトコードがハードウェアカウンタプロファイルサポートを指定してコンパイルされていなかったので、識別されませんでした。
バックトラッキングで有効な分岐先が検出できなかった
バックトラッキングで有効な分岐先を検出できなかったイベントの原因となっている命令は、コンパイルオブジェクト内で提供されたハードウェアプロファイルサポート情報が、バックトラッキングの妥当性を検証するには不十分だったため、識別されませんでした。
バックトラッキングで分岐先をトラバースした
バックトラッキングで分岐先をトラバースしたイベントの原因となっている命令またはデータオブジェクトは、バックトラッキングで命令ストリーム内から制御転送ターゲットが検出されたため、識別されませんでした。
識別する記述子がコンパイラから提供されなかった
識別する記述子がコンパイラから提供されなかったバックトラッキングで原因と思われるメモリー参照命令を判別しましたが、それに関連するデータオブジェクトはコンパイラで指定されませんでした。
タイプ情報がない
タイプ情報がないバックトラッキングでイベントの原因と思われる命令を判別しましたが、その命令は、コンパイラによってメモリー参照命令として識別されませんでした。
コンパイラが提供したシンボリック情報から判別不能
コンパイラが提供したシンボリック情報から判別不能バックトラッキングで原因と思われるメモリー参照命令を判別しましたが、その命令はコンパイラによって識別されなかったため、それに関連するデータオブジェクトも判別できません。コンパイラのテンポラリは一般に識別されません。
ジャンプ命令または呼び出し命令によってバックトラッキングが阻止された
バックトラッキングが、ジャンプ命令または呼び出し命令によって阻止された イベントの原因となっている命令は、バックトラッキングで命令ストリームの中から分岐命令または呼び出し命令が検出されたため、識別されませんでした。
バックトラッキングでトリガー PC が検出されなかった
バックトラッキングでトリガー PC が検出されなかったイベントの原因である命令を、最大のバックトラッキング範囲内から検出できませんでした。
トリガー命令のあとでレジスタが変更されたため、仮想アドレスを特定できなかった
トリガー命令のあとでレジスタが変更されたため、仮想アドレスを判別できなかったレジスタがハードウェアカウンタのスキッド中に上書きされたため、データオブジェクトの仮想アドレスを判別できませんでした。
メモリー参照命令で有効な仮想アドレスが指定されなかった
メモリー参照命令で有効な仮想アドレスが指定されなかった データオブジェクトの仮想アドレスが有効であるように見えませんでした。