Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアのインストール中は、インストーラをローカル表示またはリモート表示のいずれかに設定できます。
ローカル表示。ソースコンピュータとディスプレイコンピュータが同じです。GUI インストーラウィンドウまたは非 GUI インストーラのメッセージは、製品 DVD またはダウンロードファイルを含み、インストーラを実行する同じコンピュータに表示されます。
リモート表示。ソースコンピュータとディスプレイコンピュータが別々です。ソースコンピュータに製品 DVD またはダウンロードしたファイルをセットしてインストーラを実行します。ディスプレイコンピュータは、GUI インストーラウィンドウまたは非 GUI インストーラのメッセージを表示します。リモート表示を使用してインストールする場合は、この節の以降の指示に従ってください。
ディスプレイコンピュータで、コマンド行に次のように入力し、クライアントから X サーバーにアクセスできるようにします。
xhost + source-computer-name |
source-computer-name には、ソースコンピュータ (製品 DVD またはダウンロードしたファイルを含むコンピュータ) で /usr/bin/hostname コマンドを実行したときに出力される名前を入力します。
ソースコンピュータにログインし、スーパーユーザー (root) になります。
rlogin source-computer-name -l rootname Password: root-password |
ソースコンピュータで、ディスプレイコンピュータに接続されたモニターを表示先に設定します。
C シェルを使用する場合は、次のように入力します。
setenv DISPLAY display-computer-name:n.n |
Bourne シェルを使用する場合は、次のように入力します。
DISPLAY=display-computer-name:n.n export DISPLAY |
Korn シェルを使用する場合は、次のように入力します。
export DISPLAY=display-computer-name:n.n |
display-computer-name には、ディスプレイコンピュータで /usr/bin/hostname を実行したときに表示される名前を入力します。