スレッドアナライザを開始して、din_philo.1.er 実験結果を開くには、次のコマンドを入力します。
% tha din_philo.1.er |
スレッドアナライザは、メニューバー、ツールバー、および各種表示用のタブを含む分割区画で構成されます。
デッドロック検出用に収集された実験結果を開くと、デフォルトで、左側の区画に次のタブが表示されます。
「デッドロック」タブ
このタブには、潜在的デッドロックと実デッドロックの一覧が示されます。デフォルトでこのタブが選択されています。各デッドロックに関わるスレッドが示されます。これらのスレッドは、各スレッドがロックを保持し、チェーン内の次のスレッドが保持している別のロックを要求するという巡回チェーンを形成しています。
「デュアルソース (Dual Source)」タブ
「デッドロック (Deadlocks)」タブで巡回チェーン内のスレッドを選択し、続いて「デュアルソース (Dual Source)」タブをクリックします。「デュアルソース (Dual Source)」タブには、スレッドがロックを保持したソース位置と、同じスレッドがロックを要求したソース位置が示されます。スレッドがロックを保持し要求したソース行が強調表示されます。
「実験」タブ
このタブには、実験でのロードオブジェクトが表示され、エラーおよび警告メッセージが一覧表示されます。
スレッドアナライザ画面の右側区画に次のタブが表示されます。
「デッドロック (Deadlocks)」タブから選択したデッドロックの概要情報を示した「概要 (Summary)」タブ。
「デッドロック (Deadlocks)」タブから選択したスレッドコンテキストの詳細情報を示した「デッドロックの詳細 (Deadlock Details)」タブ。