Oracle Solaris Studio 12.2 リリースの新機能

構成

NetBeans IDE 6.9 のデフォルトヒープサイズは 128M バイトです。最大 500 個までのソースファイルとヘッダーファイルを持つ小規模なプロジェクトを開発する場合、Oracle Solaris Studio 12.2 IDE は、このデフォルト設定で十分動作します。

より規模の大きいプロジェクトを開発する場合は、ヒープサイズを増加する必要があります。大規模なプロジェクトの開発時に OutOfMemory 例外が発生した場合は、ヒープサイズが原因であることがあります。

NetBeans IDE が実行する Java 仮想マシン (JVM)* のヒープサイズは、netbeans.conf ファイルで設定できます。

ヒープサイズを変更するには、次の手順に従います。

NetBeans C/C++ Plugin での中規模および大規模のアプリケーションの推奨ヒープサイズを次に示します。

Sun JVM を実行している場合、ガベージコレクタスイッチの -J-XX:+UseConcMarkSweepGC (並行コレクタ) および -J-XX:+UseParNewGC (パラレルコレクタ) を、netbeans.conf ファイルに追加することもできます。これらのオプションによって、ガベージコレクタを主実行エンジンと並行して実行できます。ただし、これらのオプションは Sun 以外による JVM の実装ではサポートされていないことがあります。

NetBeans のパフォーマンスチューニングについての詳細は、「Tuning JVM Switches for Performance」を参照してください。

注: 「Java 仮想マシン」および「JVM」という用語は、Java(TM) プラットフォーム用の仮想マシンを意味します。