Sun Desktop Manager 1.0 管理ガイド

インポート

特定のソースから、zip ファイル形式で保存されているプロファイルをインポートします。ソースには、プロファイルにインポートされるプロファイルが含まれています。

構文

import [--name=<profile name>] [--scope=<user|host>] [--entity=<entity>] [--priority=<priority>] <source>

--name=<profile name> : インポートするプロファイルの名前。指定しない場合、デフォルトで .zip ソースファイルの名前が使用されます。同じ名前とスコープのプロファイルがこの階層にすでに存在する場合は、上書きされます。

--scope=<user|host> : プロファイルのスコープ。ユーザーまたはホストを指定できます。このオプションを指定しないと、デフォルトでユーザースコープが使用されます。

--entity=<entity> : プロファイルが配置されている要素。このオプションを指定しないと、--scope オプションに応じて、デフォルトでルート組織またはドメイン要素が使用されます。

--priority=<priority>: プロファイルの優先順位を指定する厳密な意味での正の整数。指定した優先順位がこの階層にある同じスコープの既存のプロファイルと同じである場合、このオプションは無視されます。指定しない場合、インポートされるプロファイルはこの階層で最高の優先順位になります。

<source> : インポートされるプロファイルを含む zip ファイルのフルパス。


例 3–5 プロファイルのインポート

% pgtool import --scope=host --name=NewHostProfile1 --priority=7 /tmp/HostProfile1.zip

ルートドメインにある名前「NewHostProfile1」、スコープ「host」、優先順位「7」のプロファイルが HostProfile1.zip からインポートされます。