Sun Desktop Manager 1.0 管理ガイド

Procedure「有効な設定」の表示

「有効な設定」は、組織、ドメイン、ホストなどの特定要素の有効な構成設定を示す読み取り専用のビューです。

特定ユーザーの有効な設定は、関連する組織レベル、役割、およびユーザーに保存されている構成設定が含まれるマージ処理の結果です。選択した要素のマージされた構成設定を別々の「有効な設定」ウィンドウに表示することができます。これによって、簡単に検証することが可能であり、エラーデバッグもできます。「有効な設定」レポートは印字したり、保管の目的で保存することもできます。

手順
  1. 「割り当てられているプロファイル」テーブルの「有効な設定」ボタンをクリックします。

    表示されるウィンドウに、ナビゲーションツリーで選択した要素の有効な設定が表示されます。

    「有効な設定」ウィンドウは、次の 2 つのセクションで構成されます。

    • 「有効な設定パラメータの変更」セクションでは、「有効な設定の生成方法」領域によって、考慮するツリーを選択できます。「ドメインツリーから要素を選択」オプションによって、「有効な設定」レポートを生成する実体を選択できます。「参照」ボタンを使用すると、組織ツリーまたはドメインツリーの要素を選択できます。

    • 「有効な設定」セクションでは、次が表示されます。

      • 選択した要素の階層内の場所とホスト名。

      • 現在の有効な設定レポートを生成した日時。

      • 「含まれるプロファイル」セクションには、現在の要素の有効な設定レポートの生成に関連したプロファイルのリストが示されます。もっとも関連性の高いプロファイルからもっとも関連性の低いプロファイルまでのマージ順で表示されます。各プロファイルは、そのプロファイルの「プロファイルエディタ」ウィンドウを開くリンクになっています。

      • 「設定概要」領域には、現在の有効な設定レポートの構成設定がカテゴリ別にまとめられて表示されます。「設定概要」には「名前」、「値」、および「ステータス」のフィールドがあります。

        「ステータス」列には「<profileName> で定義されている」のタイプのエントリがあります。この場合の <profileName> は、「構成設定」タブ上でそのプロファイルのプロファイルエディタを開き、このプロファイル内の特定の設定にナビゲートするリンクです。

  2. 生成された有効な設定レポートを変更するには、該当する有効な設定のパラメータを変更し、「有効な設定」ウィンドウの上部にある「有効な設定の生成」ボタンをクリックします。

    これによって、新しいレポートが「有効な設定」ウィンドウに表示されます。

  3. 有効な設定レポートを印刷するには、「有効な設定」ウィンドウの上部または下部にある「印刷」ボタンをクリックします。