GConf アダプタは、Solaris 用 SUNWapoc-adapter-gconf パッケージに含まれます。該当する packageAdapter からアダプタをインストールすると、/etc/gconf/2/path にある GConf データソースパスは Desktop Manager ソースを含むように更新されます。アダプタから提供される 2 つのデータソースは、次のとおりです。
"apoc:readonly:": ポリシーの非保護設定へのアクセスを可能にします。ユーザー設定のあと、ローカルのデフォルト設定の前にこのデータソースを挿入します。
"apoc:readonly:mandatory@": ポリシーの保護設定へのアクセスを可能にします。ローカルの必須設定のあと、ユーザー設定の前にこのデータソースを挿入します。
GConf アダプタはインストールの一部として構成されますが、その操作は、必須の中央設定とデフォルト設定を表す 2 つのデータソースが GConf パスファイル (/etc/gconf/2/path) に存在するかどうかによって異なります。このパスファイルには、システムのインストール後に GConf が予期したとおりに中央設定を取り入れるための適切な情報が含まれていますが、管理者は、そのパスを変更して追加のカスタムソースを含める必要がある場合は、「apoc」の接頭辞が付けられたデータソースがファイル内にまだ存在していることを確認します。また、データソースが、必須の中央設定を表すデータソースに対してローカルの必須設定とユーザー設定の間に配置され、デフォルトの中央設定を表すデータソースに対してユーザー設定とローカルのデフォルト設定の間に配置されていることも確認する必要があります。