Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

Procedure承認タイムアウトを設定する

「承認がタイムアウトになるまえでの時間」セクションで承認タイムアウトを設定するには、次の手順に従います。

  1. 「承認がタイムアウトになるまでの時間」チェックボックスを選択します。

    次の図に示すように、隣接するテキストフィールドとメニューがアクティブになり、「タイムアウトのアクション」オプションが表示されます。

    図 9–16 承認のタイムアウトのオプション

    「タイムアウトのアクション」オプションを示す図

  2. 次のように、「承認がタイムアウトになるまでの時間」のテキストフィールドとメニューを使用してタイムアウト時間を指定します。

    1. メニューから「秒」、「分」、「時間」、または「日」を選択します。

    2. テキストフィールドに数値を入力して、タイムアウトの秒数、分数、時間数、または日数を指定します。


      注 –

      「承認がタイムアウトになるまでの時間」の設定は、最初の承認とエスカレーションされた承認の両方に影響します。


  3. 「タイムアウトのアクション」ボタンを使用して、承認リクエストがタイムアウトしたときの動作を選択します。

    次のいずれかをクリックします。

    • 「リクエストの拒否」。指定されたタイムアウト時間までにリクエストが承認されない場合、Identity Manager は自動的にそのリクエストを拒否します。

    • 「承認のエスカレーション」。指定されたタイムアウト時間までにリクエストが承認されない場合、Identity Manager はそのリクエストを別の承認者に自動的にエスカレーションします。

      このラジオボタンを選択すると、エスカレーションされた承認の承認者を Identity Manager が決定する方法を指定する必要があるため、新しいオプションが表示されます。手順については、「「エスカレーション承認者を決定する方法」セクションを設定する方法」を参照してください。

    • 「タスクの実行」。指定されたタイムアウト時間までに承認リクエストが承認されない場合、Identity Manager は自動的に代替のタスクを実行します。

      このラジオボタンを選択すると、承認リクエストがタイムアウトした場合に実行するタスクを指定するための「承認のタイムアウト時のタスク」メニューが表示されます。手順については、「「承認のタイムアウト時のタスク」セクションを設定する」を参照してください。