相関規則の入力は、アクションフィールドのマップです。出力は、次のいずれかでなければなりません。
文字列 (ユーザー名または ID を含む)
文字列要素のリスト (各要素にユーザー名または ID が含まれる)
WSAttribute 要素のリスト
AttributeCondition 要素のリスト
一般的な相関規則は、アクションのフィールドの値に基づいて、ユーザー名のリストを生成します。相関規則は、ユーザーを選択するために使用される属性条件 (Type.USER のクエリー可能な属性を参照する) のリストを生成することもできます。
相関規則では、コストを抑えることを前提に、できるだけ選択肢を絞り込むようにします。可能であれば、コストのかかる処理は確認規則に回すことをお勧めします。
属性条件は、Type.USER のクエリー可能な属性を参照する必要があります。これらは、IDM Schema Configuration という名前の Identity Manager 設定オブジェクト内で設定されます。
拡張属性で相関関係を実現するには、特殊な設定が必要です。
拡張属性は、クエリー可能として指定する必要があります。
IDM Schema Configuration を開きます。IDM Schema Configuration を表示または編集するには、IDM Schema Configuration 機能を保持している必要があります。
<IDMObjectClassConfiguration name=’User’> 要素を見つけます。
<IDMObjectClassAttributeConfiguration name=’ xyz ’> 要素を見つけます。xyz はクエリー可能に設定する属性の名前です。
queryable=’true’ を設定します。
「相関規則」 では、email 拡張属性がクエリー可能として定義されています。
<IDMSchemaConfiguration> <IDMAttributeConfigurations> <IDMAttributeConfiguration name=’email’ syntax=’STRING’/> </IDMAttributeConfiguration> </IDMAttributeConfigurations> <IDMObjectClassConfigurations> <IDMObjectClassConfiguration name=’User’ extends=’Principal’ description=’User description’> <IDMObjectClassAttributeConfiguration name=’email’ queryable=’true’/> </IDMObjectClassConfiguration> </IDMObjectClassConfigurations> </IDMSchemaConfiguration>
IDM Schema Configuration の変更を有効にするには、Identity Manager アプリケーション (またはアプリケーションサーバー) を再起動する必要があります。