ユーザー削除テンプレートには「承認フォーム設定」セクションは含まれません。このセクションはユーザー作成テンプレートおよびユーザー更新テンプレートに対してのみ設定できます。
「承認フォーム設定」セクションの機能を使用して、承認フォームの選択や、属性の承認フォームへの追加 (または承認フォームからの削除) を行うことができます。
デフォルトでは、「承認時に表示する属性」テーブルには次の標準属性が含まれます。
user.waveset.accountId
user.waveset.roles
user.waveset.organization
user.global.email
user.waveset.resources
デフォルトの承認フォームは、承認属性の表示を許可するように設定されています。デフォルトフォーム以外の承認フォームを使用する場合、「承認時に表示する属性」テーブルで指定された承認属性を表示するようにフォームを設定する必要があります。
「承認フォーム」メニューからフォームを選択します。
承認者は、このフォームを使用して承認リクエストを承認または拒否します。
承認者による属性値の編集を許可する場合、「承認時に表示する属性」テーブルで、各属性の「編集可能」列のチェックボックスをオンにします。
たとえば、user.waveset.accountId 属性のチェックボックスをオンにすると、承認者はユーザーのアカウント ID を変更できます。
承認フォーム内でアカウント固有の属性値を変更すると、ユーザーが実際にプロビジョニングされるときに、同じ名前のグローバル属性値もすべてオーバーライドされます。たとえば、スキーマ属性 description を持つリソース R1 がシステムに存在し、user.accounts[R1].description 属性を編集可能な属性として承認フォームに追加する場合、承認フォーム内で description 属性の値を変更すると、リソース R1 のみを対象に、global.description から伝播された値がオーバーライドされます。
「属性の追加」または「選択している属性の削除」ボタンをクリックして、新しいユーザーのアカウントデータ内の属性のうち承認フォームに表示するものを指定します。
属性をフォームに追加する方法については、「属性を承認フォームに追加する」を参照してください。
属性をフォームから削除する方法については、「属性の削除」を参照してください。
デフォルトの属性を承認フォームから削除するには、XML ファイルを修正する必要があります。
「承認時に表示する属性」テーブルの下にある「属性の追加」ボタンをクリックします。
次の図に示すように、「承認時に表示する属性」テーブルの「属性名」列内で選択メニューがアクティブになります。
メニューから属性を選択します。
選択された属性名が隣のテキストフィールドに表示され、属性のデフォルトの表示名が「フォーム表示名」列に表示されます。
たとえば、user.waveset.organization 属性を選択した場合は、次のことができます。
必要に応じて、それぞれのテキストフィールドに新しい名前を入力することによって、デフォルトの属性名またはデフォルトのフォーム表示名を変更します。
「編集可能」チェックボックスを有効にして、承認者による属性値の変更を許可します。
たとえば、あらかじめ定義されているユーザーの電子メールアドレスなどの情報を承認者が変更する場合があります。
これらの手順を繰り返して、必要な属性を指定します。
デフォルトの属性を承認フォームから削除するには、XML ファイルを修正する必要があります。