Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

設定オブジェクトの変更

データエクスポータが設定されて動作可能になると、キューに入れるよう設定されたすべてのデータタイプが、内部キューテーブルに収集されます。デフォルトではこのテーブルに上限はありませんが、Data Warehouse Configuration 設定オブジェクトを編集することで設定が可能です。このオブジェクトには、warehouseConfig という名前の入れ子になったオブジェクトがあります。次の行を warehouseConfig オブジェクトに追加します。

<Attribute name=’maxQueueSize’ value=’YourValue’/>

maxQueueSize の値は、231 より小さい任意の正の整数です。データエクスポータは、制限に達するとキューを無効にします。生成されたデータは、キューが空にされるまでエクスポートできません。

通常の Identity Manager の動作では、変更されたレコードが 1 時間に数千生成されることもあるため、キューテーブルが急速に拡大する場合があります。キューテーブルは Identity Manager リポジトリ内にあるため、このテーブルの拡大によって RDBMS 内の表スペースが使われ、表スペースが使い尽くされる可能性があります。表スペースの容量に限度がある場合は、キューに上限を設定することが必要になる場合があります。

キューテーブルのサイズを監視するには、データキュー JMX Mbean を使用します。詳細については、「データエクスポータの監視」を参照してください。