「割り当てられたリソース」テーブルを使用して、ロールに割り当てられたリソースのリソース属性値を設定または変更します。リソースには、ロールごとに定義された異なる複数の属性値を含めることができます。「属性値の設定」ボタンをクリックすると、「リソースアカウントの属性」ページが開きます。
次の図に「リソースアカウントの属性」ページを示します。このページを使って、ロールに割り当てられたリソースに拡張属性値を設定します。
「リソースアカウントの属性」ページから、属性ごとに新しい値を指定し、属性値の設定方法を決定します。
Identity Manager では、値を直接設定することや規則に従って設定することができ、既存の値を上書きしたり値を既存の値とマージしたりするためのさまざまなオプションが用意されています。リソース属性値についての一般的な情報は、「リソースアカウント属性を表示または編集する」を参照してください。
次のオプションを使用して、リソースアカウント属性ごとに値を設定します。
「値の上書き」。次のオプションのいずれかを選択します。
「なし」 (デフォルト)。値は何も設定されません。
「規則」。規則に従って値を設定します。
このオプションを選択した場合には、リストから規則名を選択する必要があります。
「テキスト」。指定されたテキストを使用して値を設定します。
このオプションを選択した場合、隣接する「テキスト」フィールドにテキストを入力する必要があります。
「設定方法」。次のオプションのいずれかを選択します。
「デフォルト値」。規則またはテキストをデフォルトの属性値に設定します。
ユーザーはこの値を変更または上書きできます。
「値を設定」。規則またはテキストで指定された属性値を設定します。
値が設定され、ユーザーの変更は上書きされます。
「値とマージ」。規則またはテキストで指定された値に現在の属性値をマージします。
「値とマージ、既存の値をクリア」。現在の属性値を消去し、このロールおよび割り当てられているその他のロールによって指定されるマージ値を値として設定します。
「値から削除」。規則またはテキストで指定された値を属性値から削除します。
「強制的に値を設定」。規則またはテキストで指定された属性値を設定します。
値が設定され、ユーザーの変更は上書きされます。ロールを削除すると、過去に属性に値が指定されていた場合でも、新しい値は Null となります。
「 強制的に値とマージ」。規則またはテキストで指定された値に現在の属性値をマージします。
ロールを削除すると、ロールが割り当てられたときに割り当てられた値は削除されますが、元の属性値はそのままです。
「強制的に値とマージ、既存の値をクリア」。現在の属性値を消去し、このロールおよび割り当てられているその他のロールによって指定されるマージ値を値として設定します。
ロールが削除されると、属性上に以前に存在していても、このロールによって指定された属性値はクリアされます。
「規則名」。「値の上書き」領域で「規則」を選択した場合には、このリストから規則を選択します。
「テキスト」。「値の上書き」領域で「テキスト」を選択した場合には、属性値に追加するテキスト、属性値から削除するテキスト、または属性値として使用するテキストを入力します。
「OK」をクリックして変更を保存し、「ロールの作成または編集」ページに戻ります。