Sun Identity Manager 8.1 アップグレード

タスク 4: アップグレード手順の準備

アップグレードの次の段階に進む前に、現在の総合的なアップグレード手順を準備する必要があります。詳細は、「アップグレードプロセスとアップグレード手順」を参照してください。

アップグレード手順の目的は、Identity Manager アプリケーションを各環境でアップグレードするときに、誰が何をするかを正確に指定することです。Identity Manager アプリケーションを各環境でアップグレードするときに、このアップグレード手順を作成および保守します。

既存のアップグレード手順の検証

既存のアップグレード手順には、各環境で Identity Manager アプリケーションをアップグレードするときに、誰がいつ何をするかが正確に指定されていますか。環境ごとの手順の違いと、その違いの理由が明確に説明されていますか。アップグレード手順は最新ですか。アップグレード手順に、本稼働環境で実行する場合と同じ手順が、テスト環境と品質管理環境用に含まれていますか。これらの条件を満たさない場合は、アップグレード手順を適切に修正する必要があります。

本稼働環境に固有の重要な注意事項がありますか。注意事項がある場合、アップグレード手順では、同じ手順を品質管理環境でリハーサルする必要があります。「本稼働環境に関する特殊な注意点」を参照してください。本稼働環境でアップグレード手順にかかる時間が重要である場合は、各環境で各手順にかかった時間を記録するように、アップグレード手順で指示してください。特に品質管理環境のアップグレードは、本稼働環境のアップグレードにかかる時間についてのよい参考となります。

アップグレード手順の作成

Identity Manager アプリケーションのアップグレード手順を準備していない場合は、アップグレード手順を作成する必要があります。

一般的に、アップグレード手順は次のように作成します。